https://magazine.cygames.co.jp/archives/17849
木村 気付いたらリリースから1年が経っていて、そしたら3周年が見えてきて、3年経ったらその次は5周年が見えてきて……という感じであっという間に10年経ちましたね。

“『バハムート』の遺伝子”が確かに他のタイトルにも受け継がれていて、
まさにサイゲームスの歴史はここから始まったといえる、会社を代表するにふさわしいゲームになったと思っています。
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木村 あのタイミングで進化システムを導入するとなると開発期間が延びて、
リリースを延期することになりかねなかったので、社内からも反対の声があがりました。
ですが、そのときに代表の渡邊(耕一)が「やろう」と言ってくれて。

2〜3進化目は1段階目のイラストを反転しながら少しずつ変化を加えて、4段階目の進化でイラストに大きく変化を加える形にする、
という仕様を想定していたのですが、追加で必要になるイラストは渡邊がなんとか手配すると言ってくれたことで進化システム導入に踏み切りました。

森山 とはいえ実際用意する枚数でいうと数百枚ですよね。当時そんなに人数もいなかったのでは?

木村 最初は10人くらいだったかな。今考えるとすごいね(笑)。
社内イラストレーターがすごいスピードとクオリティーでどんどんカードイラストを描いてくれて驚いたことは覚えています。
あと、その流れでフレーバーテキスト(※)もしっかり作ろうということになって、私が仕様を書きつつ、進捗管理もやっていましたね。
当時はカード1枚1枚にしっかりしたフレーバーテキストが付いているというのはかなり珍しかったと思います。
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