セリーナ「おい!嘘だと言え!今すぐ訂正しろ」

ドラーク「うるせぇんだよ!🔥👊」

セリーナ「あんっっ♥(うそっ今、僕喜んでた…?)」

マイザー「おい、大丈夫か!?セリーナに何するんだ!」

ドラーク「あん?そっちから吹っ掛けて来たんじゃねぇかオラオラ!👊」

セリーナ「ひんっキャアッッ♥??(これが僕の声なのか!?)」

マイザー「やめろ!!」

セリーナ「だ、大丈夫だよバカマイザーに心配されなくても…(これが逞しい雄…♥??)」

ドラーク「たく…なんだよこの世界は…」

セリーナ「僕が悪かった…その君は見たところこちらに慣れてなさそうだし、向こうで僕が教えてあげるよ♥??(子宮が僕に命令してる…♥??この強い雄の遺伝子求めてちゃってる♥??)」

ドラーク「あ?てめぇに教えて貰わなくても…」
セリーナ「だ、だめだ!教えさせて下さい!♥??あ…これはし、知らないときっと被害者が増えるから!」
ドラーク「……なぁんだ嬢ちゃんそういうことかよそんな暇はねぇんだがいいぜ向こうで教えて貰おうかわりぃな兄ちゃん」
マイザー「あ、あぁ…」
セリーナ「ありがとうございます。じゃあ早速向こうへ行きましょう♥?」
ドラ&セリー「……」
セリーナ「さっきはごめんね。改めて僕はセリーナです。よろしくお願いします♥??あと僕のことは呼び捨てにして下さい♥??」

ドラ「おうわかったぜセリーナさんよぉ〜俺様はドラークだ!」
セリーナ「はい♪ドラーク様ですね♥??ではまずはこの世界について説明したいと思います♥??」
ドラ「へいへーい」
セリーナ「こら!ちゃんと聞け!」ドラ「お、おうわりぃわりぃ」
セリーナ「はいそれではこの世界の成り立ちを説明します。
この世界は神が作ったと言われています。そしてこの世界に生きる全ての生き物を創造したそうです。
しかしある時1人の神様が言いました『このままだと世界が滅びてしまう』と。
それを聞いた他の神々もそれに賛同、世界を2つに分けたのです。それが人間族・魔人族の住む大陸とその隣の獣人族の国がある大陸です。
人間は魔人と戦争を始めてしまいました。魔人は人間よりも魔力が多く、また身体能力も高いためとても勝ち目はありませんでした。でもそれは昔はの話です。
ある日一人の勇者が現れました。その勇者の名はマイザーと言いました。彼は魔王を倒す為旅を続けついに魔王城までたどり着いたのです。そこで魔王を倒した後仲間達と共に元の世界に帰ることにしました。しかしその帰り道で一人の女神と出会いました。その女神の名前はフローゼスと言いました。彼女はマイザー達にこう言ったのです。『あなた方の戦いを見ていましたが、なんとも非効率で馬鹿げた戦い方をしていますね……まぁ私にはどうでもいいことですが……私はこの世界での争いを止めたいと思っています。なので私が異世界からあなたの望むものを持って来させましょう。その代わりと言っては何ですが、私の願いを聞いて頂けませんか?』
マイザー達は悩みました。自分達の世界に帰れば再び戦争が始まってしまうかもしれない。でも平和への想いも同じくらい強かったのです。そして彼らは彼女の提案に乗ることにしたのです。
すると次の瞬間彼らの目の前に大きな