AIに小説書かせたらシャドバやめちゃった

 あるところにシャドバをやってる女の子がいました。
 たったいま、彼女は試合に負けてスマホを叩き壊しました。過剰なストレスに耐えられなかったのです。スマホは真っ二つに折れ、バキバキの断面から壊れた基盤とリチウムイオンバッテリーが見えていました。彼女は叫びます。
――どうしてこんな目に遭わなきゃいけないんだ! 私はただ普通に生きたいだけなのに! 彼女はベッドの上に仰向けになりながら泣き続けました。そして枕元にあるシャドバのカードを見つめました。
それは彼女がこの世で最も大切にしているものでした。彼女にとってデッキとは、自分の人生そのものでした。
――そうだ……。
ふと思いつきました。
――私がゲームをやめればいいんだ。
そうすれば、もう二度と辛い思いをしなくて済むのです。
その日から彼女は一切ゲームをしなくなりました。