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未婚男性の「男余り現象」が止まらない。
「男余り」とは、特に未婚の男女の人口差において、未婚男性の方が未婚女性より多く存在するということを意味する。

「え?日本の人口は女性の方が多いんじゃないの?」という人がいる。

確かに全人口においてはその通りだ。2020年国勢調査において、15歳以上人口で見れば、男性5365万人に対し、女性は5746万人であり、女性の方が400万人弱ほど多い。しかし、それは女性の方が長寿であるからであり、こと未婚男女だけに限定して比較すると圧倒的に「男余り」なのである。
2020年の国勢調査による未婚の「男余り」は、約430万人である。これは、1920年の国勢調査開始以降の最高記録である。



要するに、これは全ての未婚女性が結婚したとしても430万人には相手がいないということである。その割合は未婚総数に対して実に23%にも達する。「恋愛強者3割の法則(強者3:中間4:最弱者3)」に照らせば、恋愛最弱者の3割層のほとんどは相手がいないということである。