シャスレ向けにある1つ面白いストーリーを考えたから聞いてくれ

今より更に高齢化が進んだ未来、ある売れっ子の長期連載している高齢漫画家がいて、その漫画のストーリーは近未来のディストピアで他愛のない日常を過ごす少年〜青年の話だった
家からは出前や配達がほとんどで病院以外は外出しなかったその作家は、晩年自分が死ぬことで漫画の連載が終わること恐れ、そのうち「この連載をどうやって終わらせるか」を考えるようになる

そんなある日、その高齢漫画家は夢の中で自分の連載した漫画の世界に倒れこんでいる姿で目覚める
そこは近未来SFでよくある巨大な箱庭で、箱庭ごとに戦争の代わりに行われるゲームの「戦術」が配られ、
実はその「戦術」によって勝つ国は決まっており、50年ごとに勝利する国=恵まれた国が入れ替わることで人間のエゴをうまくコントロールされていた
外は人が住める環境ではない

そんな世界で漫画の世界なのに聞いたこともない見たこともない色んな人と触れ合い、自分のことを知ってる謎の精霊?と出会う
それから場面は進んで、ゴミ箱に古い本、「ある少年の闘病日記2052」という本をみつけ、本の内容になぜかはまってしまう

夢と現実は交互に話が進んでいき、自分の目的=漫画の結末を「他の仲間たちを連れ外に出て生涯を終える」ことに決める
そのころ現実世界では急に倒れ集中医療を受ける寝たきりで、どうにか指によってメッセージを伝えられる状態で、漫画の編集者に結末を伝える

もうすぐ外に出られるってところで謎の精霊?に「何を忘れてるか思い出せたか?」と問われ、そのときに漫画家は本を思い出し全てを理解する
夢と思っていた世界が現実で、現実と思っていた世界は「ある少年の闘病日記2052」の部屋の内装と全く同じで、
外に出ないのは家の中と病院以外は2052年の外の世界を知らないからであった

漫画の内容こそが現実だと気づいたその少年=老人は、どうにか未来で外の世界をみて死に、同時に夢の世界でも満足そうな顔をして編集者に見送られて病床で息を引き取って終わり