男が惚れる男
・手の届かない姫の為にかつての同僚を敵に回し、歴代の王を前にしても怯まず、命を賭して夜明けの希望を繋いだ騎士道精神溢れる男
・愛国心ゆえに友と仲違いし、陰謀に巻き込まれて国家転覆の首謀者に収まるも、友の危機に全てを捨てて駆け付ける友誼深い男
・裏切り者ではあるがそれも深い愛郷心ゆえ。主人公の前に圧倒的な力で立ち塞がり、強大な力を得た主人公に一歩も引かず渡り合った一本筋の通った悪役
・嫌味な上官を演じるもそれは国を守らんとする強い意志の表れ。絶望的な状況のなか的確に移民である主人公を助ける護国の烈士

男が嫌う男
・一国の王子として生を受けるが、主体性も目的意識もなく誰かの命令に盲目的に従う指示待ち人間で、二言目には愚痴を零し仲間に慰めてもらう玉無し野郎
・肉体だけは鍛えてあるが、精神は月経前症候群の女性のように不安定で、王家の護衛として生まれながら理由も告げず職務を放棄するチンカス野郎
・敵国の宰相の顔すら知らず、軍師らしいことも何一つ出来ず、自分の落ち度で負った傷で見当違いに責められる主君を庇いすらしないが、足手まといでも良いからぼくも戦いに連れて行ってくれと懇願するヘナチョコ野郎
・コンプレックスの塊で痩せなければ友情も築けないと思っているが、いざ受け入れられると際限なく甘えて、役にも立てず主人公に縋り付くオカマ野郎



どうしてこうなった……