◆パラレル説まとめ

◇時の番人の説明との相違点まとめ
※以下「時の番人との会話文」参照
「時のオーブとは、失われた時の化身が遥か古より紡ぎ続けた“ロトゼタシアの時の結晶”」
「その時のオーブを壊すことで、時空の流れが乱れ、“すべてが過去に巻き戻る”のです」
「仲間を蘇らせたければ、“世界の時を断ち切らなければならない”」
「失われた時を求める……。あなたたちがしようとしているのは、“世界にとって大きな選択”なのです」
「お姉さまを復活させるには、“この世界ごと時を巻き戻す事になる”……」
「“世界ごと過去に戻る”……。もしかすると……いや、しかし……」

 上記を見る限り番人の説明は時間軸の上書きを示唆するようなものとなっており、パラレル説を通す為には番人の説明を間違っているものであると解釈する必要がある。
 しかし時の番人は実際に時渡りをした訳でもなく、また「恐らく」や「〜かもしれません」「〜でしょう」などと推測に近い言葉を選んでいる為、番人の説明が間違っている可能性もある。


◇仲間たちのデジャヴについて
 主人公が時渡りした世界で、仲間たちが「前にもこんな事があったような気がする」と既視感を覚えているような発言する事が多々ある。
 これもまた上書き説を示唆するような要素ではあるものの、ドラクエ6の夢の世界と現実の世界のように二つ世界が相関の関係にあると考える事も出来る。

◆パラレル説におけるシリーズ作への分岐について
 便宜上、以下のように呼ぶ事とする
・主人公が時渡りする以前の世界→1周目の世界
・主人公がニズゼルファを倒した世界→2周目の世界
・セニカが時渡りした世界→3周目の世界

◇1周目の世界→天空シリーズへ
※根拠は下記の通り
→主人公が作った剣の形状が天空の剣に近い事
→時渡りによって勇者が不在である事
→時渡りによって勇者の剣がいずれも失われた事
→この世界でのみドラクエ6のBGM「敢然と立ち向かう」が多用される事
→「天空城」を連想させる「天空魔城」という地名
→カミュがドラクエ6の主人公そっくりである事

◇2周目の世界→ロトの世界へ
※根拠は以下の通り
→フィールド曲がドラクエ3のBGM「冒険の旅」に変わる事
→世界地図がドラクエ3と酷似している事
→ニズゼルファの、ドラクエ3のゾーマを彷彿とさせる台詞
→勇者の剣で闇の衣を剥ぎ取るという、ドラクエ3のゾーマを彷彿とさせる演出
→主人公が初代ロトの勇者として認定された事
→聖竜の後の竜王になるかもしれないという台詞

◇3周目の世界→????

※2周目の世界と3周目の世界が、それぞれDQ3の上世界もしくは下世界であるとする説もある。
 ただし、ドラクエ3では「アレフガルドの地は精霊ルビスによって作られ、元々地上世界に住んでいた者がギアガの大穴を抜けて移り住んだものである」とされているため、いくつかの矛盾が生じる。
(ソース:http://wikiwiki.jp/dqdic3rd/?%A1%DA%A5%AE%A5%A2%A5%AC%A4%CE%C2%E7%B7%EA%A1%DB