昔、ラスボス戦で賢者を入れると負ける、というジンクスがあった
転職時期がラスダン到達後で充分レベルが上がらないうちに急いて連れて行くためと、素早さが低いので回復が間に合わなくなるためと考えられている

旅芸人は、素早さが意外と高いのが強みで、装備品も豊富なので、本編中は応援やアイテムによる回復役に徹しつつ、剣スキルを上げておけば合間にギガスラで攻撃もできる
攻撃役とベホマラー役をひたすら応援してるだけで充分役に立つという、DQ9主人公には意外とピッタリの職業ではある
もちろん、ヒャド系が苦手な敵以外にはまるで火力不足なことから、主人公は絶対アタッカーだ!という人にはまるで向かない
また当然ながら、盾100のレンジャー、火力を秘伝書で補った魔法戦士、パッシブ極めた僧侶などのほうがずっと使い勝手がいいので、クリア後はもっぱらスキルポイント稼ぎ要員

総じて、主人公の職業は、唯一の応援役としての役割をどう生かすか(または無視するか)がミソとなる
ただ、もう一つの主人公の特徴の、必ず先頭になるという点から、竜王戦あたりではなぎはらいに備えて守備力の高いパラディンが推奨される

レンジャーは、回復も直接攻撃も充分できるしフバーハも覚えるので、もう一人に迷ったら入れてハズレが少ない職業
クリア後も、器用さの高さにを生かし、盗み役として、また条件クエストなどで背後からの先制を狙うなど、他の職業にはない有用さがある
盾100は必須ではあるが
魔王戦で使うのは呪文や装備面からいってきついが、素早さの数値によっては、補助からの攻撃役に適する場合もある
オオカミアタックはどんな敵にも安定して強力な特技とはいえ、コンボがつながらない、攻撃力上昇の効果を受けないため、テンションを乗せないと大ダメージは出せないのが残念
結局、戦闘に時間がかかりすぎて、魔王のHPを削るよりも、味方の人数の減りのほうが早くなってしまう
身かわし率が高くて、賢いシドーや凍てつく波動を連発するドルマゲスあたりには有効かもしれないものの、そのために敢えてレンジャーを参戦させる意味があるかは好みの問題

*個人の感想です