DQの音楽を語るスレ 第91曲 すぎやんの帰郷
レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。
いやっほぉ〜!淡路島だぜ!淡路島旅行に逝ってきたぜ〜〜〜〜〜!
ドラクエの創造主、堀井雄二の故郷である淡路島洲本で初のドラクエコンサートが開催される!
ドラクエファンとして聖地巡礼も兼ねてこれはもう逝くしかない!
しかし、淡路島までどう逝けばイイものだろうか!
淡路島に空路は無く、羽田から一っ飛びと言うわけにもいかない!
ならば高速バスで明石海峡大橋を渡るのがイイだろう!
ドラクエコンサートの地方遠征はこれまで何度か逝ったが、
高速バスで最後に逝ったのは7年前の2011年4月8日!
震災から一月後の名古屋で行われたドラクエ吹奏楽である!
以降は福岡、大阪、北海道と遠征したが、いずれも飛行機での参戦である!
飛行機なら「おおぞらをとぶ」のイメージで優雅だが、
高速バスなら勇ましい「馬車のマーチ」である!
これはこれで楽しめるので悪くはない!
サンシャインバス乗り場から大阪梅田経由で洲本へ!
明石海峡大橋を渡り、淡路島上陸後は頭の中で鳴る音楽が
「遥かなる旅路」へと変わってきた!
車窓から眺める風景がそのイメージなのである!
いよいよ堀井雄二の故郷、洲本へ到着!
真っ先に向かうべきは「ドラゴンクエスト記念碑」である!
剣で悪縁を切り、盾で厄除け、スライムに触れて幸せになるという思いが込められた記念碑である!
記念撮影をし、コンサート会場となる洲本文化体育館の下見が終わった直後に雪が降ってきた!まさかの雪である!
急いでヒートテックのシャツとズボンを装備し、少しは暖かくなった!
雪の勢いは次第に強くなり吹雪いてきたので
「淡路ごちそう館 御食国」に入り少し早めの昼食をとる!
淡路でとれた生のさわら丼はとても美味しかった!店を出ると雪も止み、天気も良くなってきたので、
三熊山を登り洲本城へ!BGMは「冒険の旅」である!
試しにDSをオンにし、ドラクエⅪで流れる「冒険の旅」をイヤホンで聴きながら回ったらピッタリだった!
冒険気分で楽しかったが飛ばされそうなくらい風が強く寒かった!
その後、大浜海水浴場の白い砂浜を海を眺めながら歩き、
自然豊かな洲本の町を満喫したところでコンサート会場へ!
ロビーには花束や堀井雄二やすぎやま先生のサイン、
ふるさと納税返礼品のドラクエグッズなどが展示してあった!
これらの展示品を写真に撮ってる人や、自由席の列に並んでる人などで賑わっていた!
客層は老若男女様々であり、遠路はるばる北海道から来たっていう人もいた!
V女勇者のコスプレをしている人もいて
本当に全国各地からドラクエファンが集結している様子を伺うことができた! 開場時刻15時にプログラムを貰い、ホールに入り、席を確保する!
自由席は前方両側にパイプ椅子がセッティングされた臨時の席であるが、
出演者の表情がよく見える席である!
普段のコンサートではS席前方両サイドのブロックなので
そこまで悪い席ではない!
指定席の前方は地元民優先であり、窓口購入以外では後方からの案内となるので
最悪最後尾の隅っこになる恐れがある!
体育館だから音響はあまり期待できそうにないので、
それならば自由席で前方に座るのが正解だろう!
開演まで1時間暇なので何か食事でもしてこようかと再び外へ出る!
コンサート前にもう一度「ドラクエ記念碑」を見てこようと思い、再び記念碑の前へ!
開場後なので記念碑の前には数人しかいない!
遠くから10人くらいの団体が記念碑に向かってきた!
「この先にあります」、「この先もうすぐでーす」とか声が聞こえる!
なんだなんだ?どこかの観光ツアーの団体客か?
と思ったら、何と堀井雄二とすぎやま先生がいる!
主に初めて訪れるすぎやま先生を誘導してたみたいだ!
堀井雄二とすぎやまこういちが記念碑と並んで記念撮影!
開場から12分後〜13分後!わずか1分間の短い時間であったが、
この時、偶然居合わせた数人がこの奇跡の瞬間に立ち会えたのだ!
立ち会えたどころか、基本みんな記念碑を撮りに来てるわけだから、
当然この二人の奇跡のツーショット写真をカメラに収めることが出来たわけだ!
この後、堀井雄二には帰り際に握手までしてもらい感無量だった!
堀井雄二には昔「すぎやまこういちを囲む会」でサインを頂いているが、
握手と写真はまだだったから今回一気に二つも実現し正に感無量!
そしてコンサートが始まった! 堀井雄二が指揮棒を持って登場!会場からは割れんばかりの拍手!
「すぎやま先生に言われて指揮棒で登場しましたけど別に指揮はしません」!
会場は笑いに包まれ「つかみはOK」といったところだろうか!
「昨日はVの30周年、今日はWの28周年ですので特別な思いがあります!
海で遊んだり、川で遊んだり、山で遊んだり、ここはミニチュアみたいな町なので
そういうのが経験になっています!今日は幼馴染もたくさん来てくれてるので嬉しい」
と語っていた!
序曲が終わり、すぎやま先生の登場!
「すぎやまこういちレベル86です」!先生の場合はこれでつかみOKw!
「淡路のレジェンドと言えば玉ねぎが有名ですが、堀井さんも100年、200年後には間違いなくレジェンドになっています!
淡路のレジェンドは堀井か玉ねぎかというくらいです(笑)」!
さすが先生、いつもながら話が上手い!
もう一つ、持ちネタの「音楽は心のタイムマシーンです」の話もしてくれて、
「ドラクエも30年経ちましたが、音楽を聴くと30年前の自分の記憶が蘇ります!音楽にはそういう不思議な力があります!
でも残念ながら効果の無い人もいまして、今日もこの会場にいる30年前にはまだ生まれてなかった人(笑)!
でも、そういう人も30年経てば思い入れが出てきます」!
すぎやま先生は最年長者でありながら、堀井雄二よりも市長よりも指揮者よりも一番声が通っていた!
声を聴く限りではお元気そうで安心した!
1部と2部の間に「洲本市名誉市民称号授与式」が行われ、
プログラム最後の「そして伝説へ」の通り堀井雄二は正式にここ淡路洲本の伝説となった!
アンコールはⅪから「勇者の凱旋」、そしてすぎやま先生指揮による「空飛ぶ鯨」!
最後は「海図を広げて」か「序曲」のどちらかだと思ってたのでこれは意外だった!
淡路に空路は無いのだから空の曲はミスマッチのような気もするが、「鯨=海の生き物」という理由で選んだのかもしれない!
確かに空飛ぶ鯨は海にも合う雰囲気を出している!
そんなことよりもすぎやま先生が立って指揮されたのが感動的だった!
昔は立って指揮するのが当たり前だったが、いつしか座って指揮するようになり、
少し寂しい気持ちもあったが今日久々に立って指揮される姿に感動を覚えた!
空飛ぶ鯨に乗ってそのまま遠いところに逝ってしまわないよう願うばかりである!
今日の演奏は全体的に控えめな、どこか懐かしさを感じる演奏であった!
まるで少年時代に地元の市民体育館にプロのオーケストラが来てくれてドラクエの音楽を演奏してくれたみたいな、
そんな風な童心に返れる気持ちになれる演奏だった!
とても素晴らしい演奏会に参加できて改めて来てよかったと実感した!
終演後は再び「淡路ごちそう館 御食国」で淡路牛丼を食べ、
「海月館ホテル」の洲本温泉に入り、初日を終えた! 夜が明けて早朝外に出てみると道路に雪が薄っすらとついている!ドラクエ記念碑のスライムにも雪が薄っすらと!
そしてパラパラと降ってきたけどすぐ止んだ!
何か降ったり止んだりの天気!
晴れたり、曇ったり、雪降ったりのはっきりしない天気!
2日目はバスに乗って福良(ふくら)へ!
鳴門の渦潮を観に逝く為である!
うずしおクルーズ船「咸臨丸」に乗りいざ出航!
頭の中で鳴り響くはZの「海原の王者」である!
カメモたちが船を追ってくる!
その様は正に海のワルツ!Vの「海を越えて」である!
遠い水平線を見渡せばYの「エーゲ海に船出して」!
頭の中ではドラクエの音楽が流れとても楽しかった!
肝心の渦潮は小さいのが数回発生したくらいでガッカリだったw!それとやはり寒い!
凍えそうな思いで写真を撮り続けるわけだが、
この辛さが逆に冒険心を煽ってくれるのでこれも旅の醍醐味である!
福良ではタコ丼と生しらす丼とうずしおソフトを食べた!やはり海産物は新鮮で美味い!
その後、無料のシャトルバスで大鳴門橋に隣接する「道の駅うずしお」に逝き、
全国ご当地バーガーグランプリ1位、2位を獲得したことがある
あわじ島オニオンビーフバーガーとあわじ島オニオングラタンバーガーを食べる!
2日間だけの滞在だったけどとても楽しい旅だった!
海あり山ありの美しい自然!そして島ならではのグルメ!
そこは感受性を養える最高の場であり、堀井雄二が如何にして伝説的な名作ゲームの着想を得たかが垣間見れる旅でもあった!
旅立つ前は「淡路へはこれが最初で最後だろうな」と考えていたが、またいつの日か逝きたい!
今回、寒い淡路を体験したので今度は夏に訪れ、暑い淡路を体験してみたいものである!
/::::::::... ヽ
__|;ATLAS;;;;;
|あ あ 彡;;
. |と す)彡
| ら /」~|《
□┐ \_/-ヘ
◯┓┏◯二44 )
/^^|\ .r )
□〕\ ̄| |二二|]
∠∠_丿|(___)//
/ ̄入 ミ≡0/// ̄ヽ
|.... (0)| ( (0 〕三三) | ≡3
\\__ノ  ̄ ̄\\_ノ レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。