FF10

・エボンジュに召喚されている身だからエボンジュを倒すと消滅してしまうという、
ハッピーエンドをプレイヤーが諦めるだけの理由がある。
・バハムートが申し訳なさそうにティーダが消滅することを告げる。
バハムート自身も死の螺旋に囚われている存在なので同情心が湧く。
・ジェクトの愛情やスピラを救いたいという思いがスフィアや本人との対面で痛いほど分かるので、
プレイヤーも覚悟を決める。
・シンが序盤から圧倒的な破壊力を見せつけ、犠牲無しに倒すのは無理だと思わせるだけのインパクトがある。
・ユウナは薄々察していたものの、ティーダがカミングアウトするのはエボンジュを倒そうというタイミングなので
仲間にはどうしようもなかった。

FF15

・ノクトが死なないとアーデンを倒せないことに説得力のある理由がない。
そもそもアーデンが命を捨てないと倒せないような敵に見えない。インパクトが無い。
・アーデンを倒す方法を教えるバハムートがやたら高圧的である。
そもそも六神とクリスタルがアーデンを闇落ちさせた諸悪の根源で
そいつらの言うことを素直に聞くノクトにも共感できない。
・指輪や使命を託すレギスやルーナがあっさり死ぬので、ノクトの命を捨てた戦いに熱くなれない。
・覚醒までに10年という間があり、仲間もノクトが命を捨ててアーデンを倒そうとしていることを
知っているので、何でその間にノクトの犠牲無しでアーデンを倒す方法を考えないんだと思ってしまう。