今日は西の都のドラゴンで激熱のイベントだ 
先着50人までは9時から抽選だから早めに並ばないとな
気合を入れて6時すぎに到着、余裕だと思ったがかなり並んでやがる 
暇人の糞ニート共が、こんなとこ来てねーで働きやがれ!と思いながら最後列へ 
恐らく40番位だから抽選は問題ない、後は時を待つだけだ。俺のヒキなら10番以内は硬いだろう
俺クラスの打ち手になると各ホールのデータ取りは毎日欠かさず更に3時間かけてエクセルに完璧にインプットしてあるから店の癖は完璧だ。
今日の全6は間違いなくガッチャマン、この機種は機械割がすごいパーセントで5000枚は硬い。今から腕が鳴るぜ!
8時30分、もう列は300人近くに及んだ所だろうか、抽選を受けれないのに哀れな奴らめ。 
死ぬほど退屈だった上に長時間床に座ってたせいで腰も痛くかなり辛い並びだったがそれもあと少しだ、テンションも上がってきたぜ!  
そんな時だ 
『うわぁ天さん、もうこんなに並んでるよ、どうしよう…』
波平と三つ目野郎だ、今更ノコノコきやがって間抜けめ
三つ目が俺に気付いた
天津飯『ヤムチャ…… 案ずることはない、チャオズ。入れてもらうぞヤムチャ』
は?そういうと三つ目は俺の前に割り込みやがった、ぶっとばしたかったがコイツは俺より強いから何も言えなかった
『うわぁ、すごい人だなぁ』
あれはクリリンか、こんな熱いイベントに今更くるとはバカな奴だ
クリリン『あ、おはようございますヤムチャさん。すっかり寝坊してしまいましたよ』
そういうとまた何食わぬ顔で俺の前に割り込みやがった、猛烈に腹が立ったがコイツも俺より強いから何も言えなかった まだなんとか50番以内だしな  
今度は後ろからまた聞き覚えのある声がした、嫌な予感がして振り返ると猿野郎がいた
悟空『どひゃ〜!すげえ人だなぁ、オラおでれえちまったよ。オッス!ヤムチャ、前いれてもらうゾ!  お!クリリン達もやっぱり来てたんか!』
コイツに逆らえば殺されるのは明白だ、文句がいえるはずもなかった
クリリン『遅かったじゃないかゴクウ!』
寝坊して人の前に割り込んでおきながら何いってやがんだ、この鼻無しは
そうこうしてるうちに今度は向こうに悟飯達がやってくるのが見えた、不安になってきた
悟飯『うわぁ、もうこんなに並んじゃってるよ、今日は帰ろっか、ビーデル』
悟空『お〜い、ごは〜ん!こっちだ〜!』
悟飯『あ、父さん、それに皆さんも』
悟空『悟飯、オメエ達もヤムチャにいれてもらえよ!なぁ、ヤムチャ!』
ヤムチャ『え?あ、ぁぁ、そ…そうだな、けど50…』
悟飯『すいませんヤムチャさん、8時位に来ようと思ったんですけど寝坊しちゃって…助かります。』
何が8時だ、ふざけやがって 俺が何時から並んでたと思ってやがんだ そんな俺をよそにこいつ等は楽しそうに談笑してやがる