【総合】ドラゴンクエスト4 導かれし者たち 第176章【DQ4/ドラクエ4】
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第三章「サントハイムの旅人たち」
ミントスへ海路をひた走る一行。
ソフィアが海に出るのは、もちろん初めてである。
青い大海原を見てはしゃぐソフィアを、マーニャとミネアは微笑んで見つめていた。
やがて船はミントスに到着した。
するとホフマンが、ヒルタン老人のもとで修業をするため、ここに残りたいとのこと。
急な話に戸惑いながらも、さすが宿屋の息子ねと感心するソフィア。
パトリシアをそのまま預けてくれることに感謝し、ホフマンと別れることに。
さてトルネコが急かすのでヒルタン老人のところに行ってみると、ヒルタン老人は人を集めなにやら講義を行っている。
行ったことはないけれど学校ってこんな感じなのかなと見てると、ヒルタン老人がソフィアに質問をしてきた。
答えられずに黙っていると、なぜか褒められ宝の地図までもらってしまった。
ソフィアはよくわからないまま、感激しているトルネコに地図を預けた。
疲れたので宿屋に泊ろうという話になり、大きな宿屋に入ってみる。
すると、先ほど別れたホフマンがもう受け付けにいる。
あいさつをしてそのまま二階に上ると、ある部屋の中からうめき声が聞こえてきた。
聞けば旅の神官が病気にかかって寝ているらしい。
気になって中に入れてもらうと、そこにはベッドに寝ている神官クリフトと、魔法使い然としたブライがいた。
ブライの話では、二人はアリーナ姫と旅をしており、途中このミントスでクリフトが倒れてしまったとのこと。
アリーナが街の人から薬草パデキアの話を聞き一人で探しに行ってしまったため、大変心配しているらしい。
ぜひ自分と一緒にアリーナを探しに行って欲しいと頼みこまれ、引き受けるソフィア。
パデキアがあるというソレッタへ向かうのであった。 ソレッタに到着した一行は、早速パデキアのことを街の人々に聞いてみた。
だがパデキアは五年前の干ばつで既に全滅しているという。
それじゃ一体どうすれば、というかアリーナ姫は一体どこに、とソフィアが考えていると王の姿で畑仕事をしている人がいる。
あの人なら何かわかるかもと思い話し掛けてみる。
なんとその人はソレッタ国王であった。
国王の話では、南の洞窟にパデキアの種を保管しているとのこと。
しかし今では魔物の巣となっており、誰も取りに行けず困っているらしい。
そしてアリーナらしい人物が、別パーティとともにその洞窟に向かったという話も聞いた。
とにかく洞窟に向かうことにしたが、途中ブライが話し掛けてきた。
姫様が心配なので、馬車の外の出て戦わせて欲しいと。
うなずいたソフィアは、他のメンバーをどうしようかと考える。
トルネコを見ると顔と手をすごい勢いで横にふっている。
クスッと笑い、残りのメンバーをマーニャとミネアにお願いした。 第四章「アリーナ登場」
パデキアの洞窟に入るとひんやりとしている。
慎重に進んで行くが、次々と魔物が襲ってくる。
そんな中ブライはすばらしい働きを見せた。
マーニャの炎系に対しブライは氷系の魔法を使う。
それだけでなく補助魔法も使いこなす。
きっとこのブライさんも導かれし仲間なんだわとちらっと考えつつ、ソフィアは魔物を倒していった。
だが洞窟の攻略は難航していた。
何しろ床に仕掛けがしてあり、踏むとある方向に勝手に進んでしまうのである。
一つ乗るところを間違えると、まったく違う方向へ運ばれてしまう。
一行が苦労していると、奥から別なパーティーが歩いてくるのが見えた。
ソフィアがブランカで会ったパーティーである。
だが最後にいるのは、髪をカールさせ帽子をかぶった女の子だった。
その女の子が見えたとたん、ブライが駆け寄って話を始める。
どうやら彼女がアリーナらしい。
ブライが何かを説得するが、アリーナに一蹴される。
自立心の高いお姫様のようで、ブライの手を借りずに自分の手でパデキアの種を入手したい様子である。 何か呪われてるのかここは。
教会に行ったらいいのか なんと!これは新しいタイプの呪いじゃな。私には解けぬ。許してくだされ。うくく。 うなだれてブライが帰ってきたので、とりあえずアリーナたちの後をついていくことに。
しかし床の罠に阻まれ、アリーナたちを見失ってしまった。
仕方なくさらに洞窟の奥へと進む。
試行錯誤を重ね、やっとパデキアの種を手に入れることができた。
その後もアリーナたちを探したが見つからないため、ひとまずソレッタへ戻ることにした。
ソレッタで無事パデキアの根っこを入手した一行は、再びミントスへ向かった。
宿の部屋に入ると、既にアリーナが戻っていた。
パデキアの種を入手できず、洞窟からそのままここへ来たのであろう。
早速パデキアの根っこを煎じて、クリフトに飲ませる。
するとクリフトの顔色がみるみる良くなり意識も戻った。
喜び合うアリーナとブライ。
だがアリーナとクリフトの会話の中でデスピサロの名前が出てくると、ソフィアは表情を固くした。
どうしてあなたたちがデスピサロを、とアリーナに聞くと、アリーナは武術大会のことや、サントハイム城の人々が忽然と消えてしまったことを話してくれた。
ミネアの占いにより、アリーナたち三人が導かれし仲間であることを確認し、七人はともに旅をすることになった。
部屋を出たところで、詩人に呼び止められた。
以前ライアンという男が勇者を探してミントスに立ち寄り、その後西にあるキングレオに向かったというのだ。
キングレオはマーニャ姉妹の故郷の大陸にある。
まず姉妹のいたモンバーバラに寄ってみようと言う話になり、一行はミントスを後にした。
ソフィアは船上で海を眺めながら考えていた。
最後の仲間ってそのライアンて人なのかしら。
ミントスの人たちの話だとずいぶんいかつい人だったみたいだけれど、怖い人だったらどうしようと、ちょっぴり不安になるソフィアであった。 第五章「モンバーバラの夜」
船上でソフィアはアリーナと話をしていた。
久しぶりに同年代の女の子の友達ができソフィアは喜んだ。
シンシアはちょっとお姉さんだったけど、アリーナは少し年下の妹みたいね、とソフィアは思った。
しかしのんびり話をしている暇はなかった。
海上でも魔物が襲ってくるのである。
ふいをつかれ、ソフィアが体制を立て直す前に、アリーナは行動していた。
次々と会心の一撃を放ち、魔物の群れを撃破していく。
すごい。
ソフィアは驚いた。
私と同じ女の子なのに、あんなスピードと瞬発力が出せるなんて。
武術大会優勝は伊達じゃないわねとソフィアは思った。
やがて船はモンバーバラに着いた。
街の中に入ると、人々が次々にマーニャとミネアに声をかけてくる。
久しぶりに踊りたくなったらしいマーニャは、劇場の座長を訪れた。
しかし今は旅芸人のパノンという男を雇い、踊りではなくお笑いのステージを行っているとのこと。
残念ねとマーニャは言い残し、一同は夜に劇場を見学することにした。
その夜、パノンのステージを堪能した一同は街中を歩いていた。
途中に妖しい建物が見えてくる。
昼間にこんなところあったかなと思いながら、ソフィアは中に入る。
ミネアが何か言いかけたが、マーニャがにこやかに制止した。 >>525
無い
あれば解呪で装備が無くならないリメイク版で少しは役に立つはずだったんだが 中は大部分が若い女性で、そのほとんどが頭にウサギの耳のような飾りをつけ、体にぴったりとした服と網タイツを着ていた。
いくつも部屋があり、時たまいろいろな男性がやってきては、その部屋に入っていく。
いったいここは何をするところだろうとソフィアは不思議に思い、その中の一室に入ってみた。
中にはそのウサギ服を着た女性がいたので話しかけてみる。
ここで働く?ぱふぱふは意外に難しい? ねえ、ぱふぱふってなあに? とマーニャに聞いてみた。
うれしそうに説明を始めようとしたマーニャを、今度はミネアが止めた。
マーニャの顔を見て何となくいかがわしさを感じたソフィアであるが、ふとクリフトを見ると様子がおかしい。
時たまちらっと周りをうかがうのであるが、さっきから一言もしゃべらないのである。
マーニャとミネアに話すと、マーニャは笑みを浮かべクリフトの腕をつかんで引っ張っていき、部屋の中に放り込んだ。
とたんに部屋の中が騒がしくなる。
どうやらクリフトが暴れているらしい。
しばらくすると静かになり、やがて中からクリフトがなぜか幸せそうな顔をして現れた。
ソフィアが中を伺うと、例のウサギの女性が服を整えていた。
この手の知識には疎いソフィアであるが、
このときはピンと来るものがあった。
クリフトさん! 神官のくせに不潔です! アリーナに言って叱ってもらいます! と口調を厳しくした。
するとクリフトは真っ青になり頭を下げて謝るので、ソフィアはため息をついて許してあげることにした。
世の中にはまだまだ自分の知らないことがあるのねと考えながら、ソフィアは宿へ帰っていくのであった。 俺の書いたSSも見てくれ
第1話 勇者との出会い
〜大灯台〜
ソロ「ここか、闇の炎が灯るという灯台は
マーニャ「あら?あそこに誰かいるわ」
ミネア「あのー?あなたは?」
トルネコ「私は武器商人トルネコ、船が出せないのでここに灯る闇の炎を消しにきたのですが…どうにも敵が強くて」
ホフマン「ええっ!?と、トルネコさん?あなたがあの?」
ソロ「知り合いか?」
ホフマン「トルネコさんといえば世界を2度も救ったという大商人ですよ!僕ら商人の間ではヒルタン老人と並ぶ二大巨匠と言われるお方です!」
ミネア「そういえば私も聞いたことがあります。なんでも魔王の右腕を倒したとか…」
マーニャ「なんか嘘くさい話ねぇ」
ソロ「目的は同じようですね。一緒に行きましょう、トルネコさん」
トルネコ「トルネコ、でいいですよ」
トルネコが仲間に加わった!
マーニャ「じゃっ、私は馬車で寝てるからみんな頑張ってね」 第2話 メタル・ハンター
ホフマン「あっ、メタルスライム!」
トルネコはつまづいて転んだ
会心の一撃!メタルスライムを倒した!
ソロ「やるなあトルネコ、俺はいつも逃すんだよ」
トルネコ「ほんのまぐれですよ。あっ、そうだ。みなさんにこれをお渡ししなければ」
ソロたちははぐれメタルの剣を受け取った!
ソロ「こんなに強そうな武器…いいのか?」
トルネコ「ええ、私にはロトの剣もありますし…」
ホフマン「あっ、またメタルスライムが!」
トルネコは分裂の杖を振った!
ミネア「え!?」
トルネコは分裂の杖を振った!
トルネコは分裂の杖を振った!
・
・
・
ホフマン「こ、この部屋が…あっという間にメタルスライムで埋めつくされてゆく…!」
トルネコはイオの巻物を読んだ!
ソロ「イオが効くのか!?」
テレレレッテッテッテッテー
ソロはレベルが上がった!
ミネアはレベルが上がった!
トルネコはレベルが上がった!
ミネア「力が満ち溢れてくる…」
ソロ「俺も…」
ホフマン「…僕はなんともない…」 トルネコ「さて、もう少しレベルを上げるとしますか」
トルネコは大部屋の巻物を読んだ!
トルネコはモンスターの巻物を読んだ!
ホフマン「こ、この階の壁が全て取り除かれて…魔物が…」
トルネコはパルプンテの巻物を読んだ!
モンスターが全てはぐれメタルになった!
ソロ「ま、まさか…」
トルネコはイオの巻物を読んだ!
テレレレッテッテッテー
ソロはレベルが上がった!
ミネアはレベルが上がった!
トルネコはレベルが上がった!
・
・
・
〜馬車〜
マーニャ「…みんな遅いわねえ」 第3話 偏差値75の強敵
ソロ「ここが最上階のようだな…」
トルネコ「海竜島を思い出しますなあ」
ミネア「あ、あそこにモンスターが!」
炎の戦士A「ケッケッケ、燃えろ燃えろ」
炎の戦士B「この闇の炎で船を沈めるのだ」
ソロ「なるほど…やつらの仕業か…」
灯台タイガー「む?人間の臭いがするぞ」
ソロ「まずい、見つかる!」
トルネコ「落ち着いてください、こんなときは…」
トルネコは身代わりの杖を振った!
ホフマン「あっ、灯台タイガーがトルネコさんそっくりになりましたよ!」
トルネコ「私あんなに太ってたましたかね?」 炎の戦士A「あっ、人間だ!」
灯台タイガー「へっ?」
炎の戦士B「人間めっ!くらえっ!火の息!」ブウッ
灯台タイガー「あ、あちいっ、やめろお前たち!俺だっ!灯台タイガーだ!」
炎の戦士A「見え透いた嘘をつくな!このデブめ!」ゲシッ
炎の戦士B「俺たちを敵に回したこと、後悔するんだな」ゲシゲシッ
灯台タイガー「や、やめ…ぐふっ!」
灯台タイガーを倒した!
炎の戦士Aはレベルが2に上がった!
ソロ「やった、ボスが倒れたぞ!」
トルネコ「あとの敵はなんとかなりそうです」
トルネコは遠投の指輪を装備した
かなしばりの杖を投げた
炎の戦士Aの動きがとまった
炎の戦士Bの動きがとまった
トルネコ「これでよし、と」
ホフマン(こ、これが大商人トルネコ…すごすぎる…)
こうして俺たちは闇の炎を消し灯台を復活させた
そして船に乗って世界を救う旅に出ることになったのだが…
次回、第4話「麻薬パデキア」 リメイク版初めてプレイしてるんだけど裏ダンのボス倒して絵の中のアイテムもらうやつで戦士が兜にパンツ一丁になってて爆笑した 第六章「コーミズ村にて」
さてモンバーバラを出発した一行は、キングレオ城に向かう途中、マーニャとミネアの生まれ故郷であるコーミズ村に寄ることにした。
村の人々は二人の顔見知りのようで、二人の父エドガンやその弟子オーリンに関することを話してくれた。
ふと見るとこちらに向かって一目散に駆けてくる犬がいる。
二人の飼い犬ペスタだ。
ペスタは喜んで二人にじゃれついている。
そのうち一言吠え、ペスタは駆け出して行く。
ペスタを追いかけていくと、着いたところはマーニャとミネアの家であった。
ペスタが地下室に向かって吠えるのでゆっくり降りていくと、なんとスライムがいる。
しかしどうやら悪いスライムではないようで、西の洞窟にあるエドガンの研究所のことを教えてくれた。
エドガンの墓に祈りを捧げた後、一行は西の洞窟へ向かった。
洞窟に入る前にメンバーを決める。
マーニャとミネアは案内役として、もう一人を考えあぐねていると、トルネコが馬車の中で後ろを向いている。
トルネコさん、たまには体を動かさないと と声をかけると、トルネコはしぶしぶ馬車から出てきた。
大丈夫よ、この洞窟は馬車ごと入れるからと励まし、一行は洞窟へ入って行った。
さすがにここまで来ると敵も強い。
しかもマーニャの炎系呪文が効かない敵が出てくる。
ソフィアはミネアと二人で攻撃役と回復役を行うことにした。
いや正確にはトルネコも攻撃役なのだが、この男ソフィアの指示を聞かず、たまに独自の行動をとるのだ。
駄洒落を言って敵を笑わせる、子守歌で眠らせる、モンスターの口をふさいで呪文を封じる、転んだ拍子に武器が敵に当たり会心の一撃で倒してしまうなどなど。
最も驚いたのはトルネコの呼んだ商人軍団が、敵を殴り倒してしまったことだ。
トルネコさんて商人仲間にも人望があるんですねと褒めると、トルネコはしきりに照れていた。
無事にエドガンの研究所を見つけ、魔法の鍵を入手した一行。
これでキングレオ城に忍び込めそうである。
モンバーバラで聞いた若い娘たちの失踪事件、キングレオの新しい王様のこと、進化の秘法……
そしてマーニャとミネアの敵バルザックはキングレオ城にいるのか。
これらの謎を解き明かすため、一行は装備を整えキングレオ城に向かうのであった。 第七章「導かれし者たち」>
ついにここまで来た、とマーニャとミネアは思った。
キングレオ城は姉妹にとって忘れることのできない場所である。バルザックにとどめをさせず、キングレオになすすべもなく破れ、失意の中この国を出たことが思い出される。
ソフィアは人選を考えていた。
メンバーに姉妹を入れるとして、残りはやはりアリーナしかいない。
今回は女子パーティーで行くことに決めた。
城壁の中に入り四人で城内に向かう途中、何か思うところがあるのか、マーニャとミネアが立ちどまり広場の地面をじっと見つめている。
そのときホイミンという旅の詩人が現れ、ライアンへの助力を懇願して去って行った。
城内に入るとなにやら騒がしい。
どうやら城の兵士たちが、旅の戦士を取り押さえようとしているらしい。
四人が助けに向かうと、その戦士はなんと兵士たちを投げ飛ばしてしまった。
そしてソフィアを見て、なにやら感激している様子。
そして、その戦士ライアンは壁にある隠し扉を開け、ソフィアたちにキングレオ討伐を促した。
五人が隠し部屋にはいると、そこにはキングレオがいた。
姉妹は前回の戦いで全滅させられている。
今度こそ負けられないと、二人は気を引き締めるのであった。
アリーナの先制攻撃から戦いは始まった。
だがなぜかキングレオの攻撃は弱体化している。
これなら勝てる。
姉妹は勝利を確信した。
そしてマーニャ会心のメラミが決まったとき、戦いは終わっていた。
後はバルザックだ。
城内を探し回ると魔法の研究家がいた。
進化の秘法を完成させるためには若き乙女の魂が必要なため、モンバーバラから娘たちを誘拐してきて研究していたようである。
さらに城内を巡るとある部屋に大臣がいた。
バルザックがサントハイム城にいることを大臣から聞き出すと、ミネアとマーニャは顔を見合わせてうなずいた。
だが今度はアリーナが大臣を激しく問い詰める。
サントハイム城になぜその魔物がいるのか。
しかし大臣は首を横に振るだけであった。
かくして、次の目的地はサントハイム城に決まった。
城内から出ると、先ほどのホイミンがライアンの無事の祈りと彼への感謝の言葉をソフィアに託し、足早に去って行った。
馬車の中のライアンにそのことを伝えると、彼は駆けだして行った。
だが会うことはできなかったらしく、やがて馬車へ戻ってきた。
ライアンはソフィアに、一言ホイミンの容姿を聞いた。
ソフィアが答えるとライアンは、あやつ、とつぶやきにこやかな顔でうなずいていた。
ついに八人の導かれし者たちが揃った。
心なしか自然と口ずさむ音楽も変わったように思える。
この仲間たちとなら、どんな邪悪なものも倒せるだろう。
ソフィアは剣の師匠の言葉を思い出し、涙を浮かべた。
クリフトがふとアリーナを見ると、何か真剣な顔つきである。
どうしたのかアリーナに話しかけてみると、ライアンの力強さに驚き、ライバルと認識してしまったようである。
また姫様の悪い癖が、とクリフトは首を横に振り、天に祈りを捧げるのであった。 第八章「仇敵」
サントハイムへと向かう船の上で、ソフィアはライアンからいきさつを聞いていた。
彼の故郷バトランドでの誘拐事件以来、故郷を出て勇者を探し歩いたこと、その間にあった様々なこと。
こんなにも私を探し続けてくれた人がいたなんてと、ソフィアはそっと涙を拭った。
一行はついにバルザックがいるサントハイム城に到着した。
だがここで一悶着起きた。
自分たちの城が心配なサントハイム組と、目と鼻の先に敵がいる姉妹が互いにパーティー入りを譲らないのである。
ソフィアは悩んだが、結局姉妹の敵討ちを優先し、サントハイム代表としてアリーナに来てもらうことにした。
おそるおそる城内へ入る四人。
しかし別段変化はないようである。
アリーナがほっとした瞬間、魔物が襲ってきた。
サントハイム城は既に魔物の巣と化していたのだ。
次々と襲ってくる魔物たちを退けながら、一行は二階に上がった。
二階の玉座には巨大な魔物が座っていた。
どうやらあれがバルザックらしいが、マーニャとミネアは戸惑っている。
以前のバルザックとは姿が違うのである。
様子をうかがっていると、バルザックが話をし始めた。
進化の秘法で己の体を改造したとのこと。
父エドガンの遺志を継ぎ、進化の秘法はなんとしても葬り去らねばならない。
マーニャとミネアはバルザックに飛びかかって行った。
だがバルザックは難敵であった。
二回攻撃の上、凍える吹雪とヒャダルコをあやつるのである。
回復のタイミングが遅れ、マーニャが死んでしまった。
バルザックの相手をアリーナに任せ、ミネアと
二人で回復しながらマーニャにザオラルをかけるが、一向に効かない。
成功率は二分の一と言われているが、何度やっても効かないのである。
お願い生き返ってと涙を浮かべながら、ソフィアはひたすら呪文を唱え続けた。
やっとマーニャが生き返った。
しかしソフィアのMPはほとんど残っていなかった。
こうなればひたすら攻撃するのみである。
運よくアリーナとソフィアの会心の一撃が
重なり、バルザックがよろめいた。
マーニャ、ミネア、とどめを! とソフィアが叫ぶ。
ミネアが切り刻み、マーニャが焼きつくす。
さしものバルザックも崩れ落ちた。
とうとうバルザックを倒したのである。
マーニャとミネアは泣きながら抱き合っている。
ソフィアとアリーナも思わずもらい泣きしてしまった。
しかしそんな中ミニデーモン三体が現れた。
結果を見届けた三体は、つぶやいた後去って行った。
どうやらバルザックは実験体で、進化の秘法の完成には黄金の腕輪が必要らしい。
だが黄金の腕輪がどこにあるかも不明である。
進化の秘法の完成を阻止するにはどうすればよいのか、ソフィアはわからなくなってしまった。
そのときアリーナが突然声を上げた。
彼女はいなくなった父王の姿を求めて城中を探し回る。
しかし王はおろか城の人間は誰も見つけ出すことができなかった。
ソフィアはひとまず隣街サランへ行こうと思い、悲しみにくれるアリーナを、馬車のところへ連れていくのであった。 第4話 麻薬パデキア
〜船〜
ソロ「いいのかトルネコ?船まで使わせてくれるなんて」
トルネコ「構いませんよ。旅の目的は同じみたいですからね」
ホフマン「あっ、陸が見えてきましたよ」
〜ミントス〜
ホフマン「突然ですが、僕はここでヒルタンさんに弟子に入ることにしました!」
ソロ「トルネコの弟子にはならないのか?」
ホフマン「僕は一緒にいても足手まといですから…」
マーニャ「確かにそうね」
ホフマン「ではみなさんお元気で!」
ソロ「さよならホフマン」
〜宿屋〜
クリフト「う〜ん、う〜ん、苦しい」
ブライ「まったく、根性が足らんから病気になるのじゃ…ぶつぶつ」
ソロ「お連れの方、大丈夫ですか?」
ブライ「それが重い病気にかかってしまったのじゃ」
マーニャ「病人がなんで宿屋にいるのよ」
ブライ「姫がどんな病気でも治るというパデキアの根を探しにいったのじゃが、心配でのう」
ソロ「だったら僕たちが探してあげますよ」
ブライ「やれありがたい、ではわしも共に参りましょう」
ブライが仲間に加わった!
〜ソレッタ〜
ブライ「ずいぶん貧しい国じゃのう。それに比べて我がサントハイムは…」
ソロ「さあ、早くアリーナ姫を探そうか」
ミネア「あっ、あの畑にいるのは王様では?」
マーニャ「えっ?いつもあのかっこで畑仕事してるのかしら」
ソレッタ王「おお、旅の者か。残念じゃがパデキアは絶滅してしまってのう。南の洞窟にタネがあるが取りに行けなくて困っているのじゃ」
ソロ「なら僕たちが取りに行きますよ」 〜パデキアの洞窟〜
マーニャ「ううっ、ここは寒いわねえ」
ミネア「そんなかっこするから寒いのよ」
マーニャ「ううん、ブライのヒャダルコのせいよ。とにかく私は馬車にいるからね」
ソロ「うわあ、結構氷で滑るな。気をつけないと」
ソロ「トルネコがくれた透視の指輪のおかげで敵に会わずに奥までこれたな」
ミネア「さすがトルネコさん」
ブライ「問題はあれをどうやってとるかじゃな、すべる床で囲まれておるからのう」
トルネコ「うーん、そうだ!」
トルネコはひきよせの巻物を読んだ!
ソロ「あっ、アイテムがこっちにきた!」
パデキアの種を手に入れた
ブライ「トルネコさんは大した方ですな。それではソレッタへ戻りましょう」
ブライはリレミトを唱えた
ブライはルーラを唱えた
〜ソレッタ〜
ソレッタ王「おお、パデキアの種を取ってきたか。早速畑に撒こうぞ」
ミネア「すごいわ、もう生えてきた」
マーニャ「いやおかしいわよ」 〜ミントス〜
アリーナ「クリフト、薬よ」
クリフト「はっ、な、治りました!」
ブライ「もう治るとは流石パデキア!」
マーニャ「いやほんとにおかしいわよ」
クリフト「とにかくありがとうございます。あなたたちのお陰でまた旅が続けられます」
アリーナ「ところでソロたちはなんで旅をしてるの?」
ソロ「デスピサロという悪いやつを追ってるんだ」
マーニャ「トルネコは違うわよ」
アリーナ「えっ!私たちもデスピサロを探してるのよ!」
ソロ「だったらちょうどいい、僕たちの旅に加わらないか?」
アリーナ「もちろんよ!」
アリーナとクリフトが仲間に加わった! 第5話 ライアン・ロゼ
西の大陸に勇者を探して旅をする戦士がいると聞き、俺たちはキングレオの城へ向かった
〜キングレオ城〜
ミネア「ここに父の仇バルザックとキングレオがいるはずです」
マーニャ「今日だけは私も戦うわ」
ソロ「普段から戦ってほしいけどな…」
ホイミン「僕はホイミンという旅の者です。どうか城に連れて行かれたライアンさんをお助けください!」
マーニャ(ライアン→ライオン→キングレオ…)
マーニャ「!?」
ソロ「しかしどの扉もカギがかかってて入れないな」
ミネア「オーリンさんがいれば…」
トルネコはつるはしを装備した
ザクッ ザクッ
ソロ「おお、壁を掘るとはやるな」 〜城内〜
ソロ「あっ、ピンクの鎧を着た人がいる!」
ライアン「うおおっ!そのお姿は!お告げ所で聞いた通りのいでたち!あなたが勇者様ですな!それにトルネコ殿も!」
ソロ「知り合いだったのか?」
トルネコ「ええ、昔モンスターバトルロードで共に戦ったのですよ。ライアンさんには一度も勝ったことがありませんがね」
ライアン「勇者様!この先には世界を闇に沈めんとする悪しき魔物がおります!まずはあの魔物を倒さなくては!」
ソロ「よし、みんな行くぞ!」
キングレオ「ふっふっふ、誰かと思えばエドガンの娘たちか。残念だったな、バルザックはもうここにはおらぬ。この私が相手をしよう」
キングレオはライオンの姿になった!
ソロ「…人間が進化するとライオンになるのか…」
マーニャ「よく見たら裸だわ…裸の王様ってことね」
キングレオ「ええい!ごちゃごちゃとうるさいぞ!まとめて殺してくれるわ!」
トルネコ「今だっ!」
トルネコは変化の杖を振った!
キングレオはももんじゃに姿を変えた!
マーニャはメラを唱えた!
ももんじゃを倒した!
マーニャ「やったわ…私たち勝ったのよ…」
ミネア「姉さん…」
ライアン「・・・・・」
ライアン「…見事でしたぞ勇者様。私もあなたたちと共に戦いましょう」
ライアンが仲間に加わった!
そして俺たちは新たな仲間ライアンと共にバルザックがいるというサントハイムに向かうことになったのだが…
次回 第6話「デブvsデブ」 我が勇者ちゃんが勝つか、そなたの勇者商人トルネコが勝つか……勝負だ! 第九章「サントハイム王の予言」
サランに着いたソフィアは、サントハイムの三人と街に入って行った。
四人は、姿を消してしまったサントハイム城の人たちの手掛かりを探した。
宿屋の二階に戦士がいたので話しかけてみると、彼は以前サントハイム付きの戦士であったと言う。
彼の話によると、サントハイム王はある日地獄の帝王についての夢のお告げを城の者たちに伝えようとしたとのことである。
しかしその戦士は当日出かけてしまったため、王様の話の内容まではわからないと話していた。
地獄の帝王……私が倒すべきもの……
ソフィアが考えながら歩いていると、学者風の男がいたので尋ねてみる。
その男が言うには、その昔歴代のサントハイム王が未来を知ることができたという。
そのため今の王様が夢でお告げを知ることができても不思議ではないと。
お父様にそんな能力が……とアリーナがつぶやいた。
ブライやクリフトも初耳だったらしい。
さらに人をあたっていくと、昔、王様が小さな頃のしつけ係だったという老人に会った。
話を聞くと、王様がまだ子供だったある日、しきりに立札を立てるようせがまれたという。
ボクの娘が困っているから立てておくれよ、と。
それを聞いたアリーナは駆けだして行った。
アリーナ! 待って!
ソフィアが叫んだがアリーナは止まらない。
当てがあるわけではなく、やみくもに何かを探しているようである。
三人が追いついたとき、アリーナの前には立札があった。
立札にはこう書いてあった。
「お空のずっと上には天空のお城があって、竜の神様が住んでるんだって。
竜の神様はとても強くて、大昔地獄の帝王を闇に封じ込めたくらいなんだ。
天空のお城のことは、北の海のスタンシアラの人々が詳しいと思うよ」
四人はこの予言が、サントハイムの人々の失踪と関係することなのかわからなかった。
しかし地獄の帝王の名前が出ている以上、無視するわけにもいかない。
四人は馬車に戻りみんなと相談し、天空城と竜の神様を調べるため、スタンシアラに向かうことにした。
スタンシアラに向かう船で、ソフィアは甲板に出てぼんやりと考えていた。
私の本当のお母さんは天女なのかもしれない。
だとしたら竜の神様と一緒に天空城に住んでいるのだろうか。
ソフィアが考えをめぐらしていると、クリフトがやってきた。
どうやらソフィアが落ち込んでいると思い、元気付けに来たようである。
クリフトは神の教えを基に、いろいろな話をしてくれた。
さすがは神官である。
クリフトの顔を見ながら、お兄さんってこんな感じなのかなと思うソフィア。
でもクリフトさんが好きなのはアリーナね、だってバレバレだもんと口を押さえクスクス笑ってしまった。
ソフィアが突然笑い出したので、クリフトは怪訝な顔をしている。
クリフトさん、寒くなっちゃった、中へ入りましょと、クリフトを引っ張っていく。
クリフトはまだ首をひねっていた。 パーティ編成にいちいち言及してる辺り、最終的なスタメンを自分の一押しメンバーにしたくて仕方ないんだろうな
それを書きたいがためだけにノベルの皮を被った連投まで繰り返してご苦労なこった そしてクリフトさんのカリフトさんを露出させ
まで読んだ 第十章「天空装備の謎」
スタンシアラの複雑な地形に迷いながらも、ソフィアたちは無事城下町に着いた。
しかしこの国は、街や城の中まで海水が入り込んでいるのである。
このため街の中での移動手段は船であった。
中には船で商売をするものもいる。
宿屋に入ると戦士の格好をした男がいた。
話を聞いてみると、この男は天空の兜を探しており、それはどうやらこのスタンシアラ王が持っているらしいとのことであった。
ソフィアは、天空の兜ってどんなものだろう、なにか重要なものなのかしら、と考えながら歩いていく。
さらに城の学者から天空の城について詳しいとの情報を得る。
一行は補給などを済ませ、城の中に入って行った。
途中、城の入り口にいた老人に王のおふれについて教えてもらった。
なんでもスタンシアラ王を大笑いさせることができた者は、どのような褒美も手にすることができるとのこと。
それを聞いたマーニャが妙に張り切っている。
ミネアはそのマーニャの邪な期待を叩き壊した。
一行はさらに中へ進んでいった。
人々の話を聞きながら、学者を探していく。
なんとか探し出し話を聞くと、天空の鎧、盾、兜、そして剣を揃えた者は、天空の城に行けるというのである。
やっと竜の神様に会うための方法が具体化してきた。
これはなんとしても王を笑わせて、天空の兜を手に入れなければと、ソフィアは思った。
一行は馬車に戻って対策を練り始めた。
誰のギャグが面白いかという話になるが、なかなか決まらない。
とりあえず、親父ギャグとみんなに言われながらもトルネコがパーティーに入ることになった。
次にソフィアも勇者ということでパーティー入りした。
あとはもう消去法である。
最初に消えたのはミネアだった。
彼女はショックのあまり、馬車の隅で膝を抱えて落ち込んでしまった。
そのあとは、ライアン、ブライ、アリーナが消え残ったのはクリフトとマーニャである。
この四人でスタンシアラ王に挑むことが決まった。
居残り組が文句たらたらであったが、ソフィアは気にしないことにした。
いよいよ王がいるフロアへの階段を上る。
ソフィアはドキドキしてきた。
さっき考えたギャグが、王様の前でちゃんと言えるだろうか。
胸に手を当て深呼吸する。
そうしている間に、ソフィアたちの番になった。
四人は一生懸命スタンシアラ王を笑わせようとしたが、誰も笑わせることはできなかった。
出直してまいれと言われ、四人はすごすごと退散した。
馬車の中は再び喧々諤々となった。
前回参加できなかった人々が、次は自分がと言い出したのである。
しかしトルネコは反対した。
本当に笑わせたいのであれば、プロのお笑い芸人を呼んでくるべきだと。
お笑い芸人と聞き、みんながある人物の名前を思い出し声を上げた―― パノン!
一行はさっそくルーラでモンバーバラまで戻った。
夜はステージがあるので、一行はステージがない昼間の楽屋を訪れた。
ちょうどパノンがいる。
ソフィアはスタンシアラでのことを説明し、パノンについてきてくれるようお願いした。
パノンはあっさり引き受けてくれた。
善は急げと、一行は再度ルーラでスタンシアラまで飛んだ。 パノンを連れて再びスタンシアラ王の部屋まで来た。
一体パノンはどんなギャグで王様を笑わせてくれるのだろうか。
いや、もしパノンでも王様を笑わせることができなかったら……
そんなことを考えているうちにパノンの番になった。
さてどんな言葉がパノンから聞けるのか、みんなが注目した。
しかしパノンはギャグではなく、ソフィアたちに天空の兜を与えることをお願いした。
そして王様がおふれをだしたのは、国中の人々が心から笑える世の中にするためだと指摘し、この者たちなら世界を救い、みんなが笑える日を取り戻すことができると力説した。
王はパノンが自分の本心に気づいたことに感心し、自分の真の願いとともに天空の兜をソフィアたちに託した。
かくしてソフィアは天空の兜を手に入れた。
パノンさんすごーい。
ソフィアは感心した。
パノンはウインクしてみせたあと口を開いた。
本当に一刻も早く世界を平和にしてくださいね、そう言い残し、パノンは去って行った。
ふとライアンを見ると天空の兜を触っている。
なんとか装備しようとしているができないようである。
次にトルネコが受け取り、鑑定を始める。
どうやらこれを装備できるのはソフィアだけらしい。
ソフィアは天空の兜を装備してみた。
兜の大きさが変化し、ソフィアの頭にちょうどよい大きさになった。
ソフィアは感激した。
これが天空装備……
馬車に戻る途中、詩人から天空の盾がバトランドにあるかもしれないという情報を聞く。
バトランドといえばライアンさんの故郷ね、というとアリーナの目が輝きだした。
あの顔はきっと、バトランドの人はみんなライアンさんみたいに強い人だと思ってる顔だわ、とソフィアはあきれた。
ともあれ一行は。次の目的地バトランドへ向かって行った トルネコは あいての くちをふさいだ!
(じぶんの くちびるで) >>578
△トルネコで
○なぞのしょうにんぐんだんで FCのときはぐれヘルム欲しさに結構トルネコつかってたけど
謎の商人軍団でかいしんのいちげきなんて見た記憶がないな。 第6話 デブvsデブ
〜サントハイム城〜
クリフト「ここが私たちの故郷サントハイムです」
ソロ「立派な城だが…魔物の気配があちこちからするな…」
アリーナ「・・・・・」
ミネア「そしてこの先には…父の仇バルザックがいるはずです…」
バルザック「ふはははは、そこにいるのはエドガンの娘たちか!」
ミネア「バ、バルザック!」
バルザック「どうやらその様子ではキングレオを倒したようだな、だが私を倒すことはできまい!見よ!この素晴らしき肉体を!」
バルザックは魔物の姿になった!
マーニャ「こんぼうはどこから出てきたのよ」
バルザック「もはやデスピサロのやつも私には及ばないだろう…さあかかって来い、人間どもめ…」
トルネコはつるはしを装備した
トルネコの攻撃!
バルザックを倒した!
ソロ「へ…?」
ミネア「いっ、一撃で…」
マーニャ「あのバルザックを…」
トルネコ「今の敵は物質系でしたからね。物質系の敵はつるはしで一撃で倒せるんですよ」
ソロ「そ…そうか…」 第7話 M-1グランプリ決定戦1990
〜スタンシアラ〜
ソロ「ここに天空の兜があるという噂だな…」
クリフト「ソロさん、このおふれを見てください!」
ソロ「どれどれ…?王を笑わせた者に天空の兜を授ける!?」
ブライ「しかし王を笑わせるとなると…おお、そうじゃ!トルネコ殿ならばできるかも知れぬ」
ソロ「そういえばトルネコはギャグが得意だったな、できるか?」
トルネコ「うむ、やってみましょう」
王「そなたがトルネコか、さあわしを笑わせてみせよ」
トルネコ「・・・・・」
王「どうした?早くせぬか?」
トルネコ「お言葉ですが王さま、残念ながら 私には王さまを笑わせることなどできません」
王「……?」
トルネコ「ですがこの者たちならきっと王さまを笑わせることができるはず!どうかこの者たちに天空のかぶとをお与えください!この者たちなら世界を救い、人々が心から笑える日を取り戻してくれることでしょう」
王「トルネコとやら、よくぞわしの心を見抜いた!この兜はそなたたちにやろうではないか!」
天空の兜を手に入れた!
ソロ「やれやれ、うまくいってよかった」
トルネコ「私は商人ですからね、ああいったことは得意なんですよ」
マーニャ「どっちかというと詐欺師ね」 第8話 それでも僕はやってない
ソロ「よし、もうすぐガーデンブルグに着くぞ」
ライアン「ええ、昔我がバトランドの国王は天空の盾をガーデンブルグの女王に譲り渡したのです」
クリフト(女だけの国かあ…)
ソロ「な、なんだこの巨大な岩山は!」
クリフト「こ、これでは通れない…!」
ブライ「サントハイムに戻ればマグマの杖があるのじゃがのう…」
トルネコ「ここは私にまかせてください」
トルネコはつるはしを装備した
ザクッ ザクッ
ソロ「おおっ、道が通じた!やっぱりつるはしは便利だな」 〜ガーデンブルグ〜
ライアン「さて、ようやく着きましたな」
ソロ「さっそく天空の盾を探そう」
バコタ「このタンスの中を調べてみなさい、面白いものが入ってますよ」
ソロ「どれどれ…?なんだ何もないや」
クリフト「おや?さっきの方が逃げていきますよ」
トルネコ「…まさか!」
トルネコは閉じ込めの壺を投げた!
バコタは壺に閉じ込められた!
クリフト「トルネコさん何を!?」
トルネコ「今のは有名な盗賊バコタです。捕まえられてよかった」
女王「そなたたちが盗賊を捕まえたのですね。この国を代表して礼を言いましょう。本当にありがとうございました」
ソロ「いえいえ、大したことないですよ」
女王「それにしても盗賊バコタ…ブロンズの十字架だけでは飽き足らずかしこさの種やすばやさの種、炎の爪、ちいさなメダル、皮のドレスまで盗んでゆくとはなんと不届きな…」
ライアン「・・・・・」
クリフト「…それは仕方ありません、一度とじこめの壺に入った者は二度と出すことはできませんから…」
女王「そうですか…ところで褒美として何か欲しい物はありますか?」
トルネコ「…どうかこの者たちに天空の盾をお与えください、この者たちなら世界を救い、人々が心から笑える日を取り戻してくれることでしょう」
女王「まあ、それなら仕方ありませんね。天空の盾を差し上げましょう」
天空の盾を手に入れた! 第9話 メダルキング
〜メダル王の城〜
ソロ「この城はいったい…?」
ミネア「ここは恐らくメダル王の城。ちいさなメダルを持っていくとアイテムと交換してくれると聞きます」
ソロ「なるほど…だめだ、ガーデンブルグで手に入れた1枚しかないや」
トルネコ「ちょっと私にそれを貸してください」
ソロ「いいけど何にするんだ?」
トルネコはちいさなメダルと吸い出しの巻物を分裂の壺に入れた!
トルネコは吸い出しの巻物を読んだ!
分裂の壺の中身を取り出した!
ソロ「えっ!?」
ミネア「に、2枚に増えた!」
トルネコ「これを繰り返せばいくらでも集まります」
クリフト「す、凄い…」
マーニャ「犯罪よ」
〜1時間後〜
メダル王「よくぞ来た、ちいさなメダルとアイテムを交換してやろう」
ソロ「2150枚あります、はぐれメタルヘルム107個いただきましょうか」
メダル王「・・・・・」
メダル王「…さらばじゃ!」シュボーーーー
こうしてメダル王はどこかへ行ってしまった
俺たちはアイテムを諦めて再び旅を続けることになったのだが…
次回 第10話「目からルビーが出る奇病」 第十一章「ライアン故郷へ帰る」
一行はバトランドに到着した。
ライアンにとっては久しぶりの故郷である。
中に入るとライアンは感慨にふけっているようであった。
そして街を歩くとと、兵士たちがライアンに声をかけてくる。
だがパーティーに一人、がっかりしている人物がいる。
アリ−ナだ。
強物ばかりがいる国だと思いこんで来たのだが、街の様子がまったく普通であるため、当てが外れたのである。
クリフトが必死になだめているが、機嫌が直るには時間がかかりそうだ。
ふと見ると、こちらに駆けて来る人影がある。
以前ライアンが助けたことがある、アレクスとフレアの夫婦であった。
どうやらライアンの姿を見かけてあいさつに来たらしい。
二人と別れた後、また街の人々の話を聞いてみる。
ある戦士からは、最近イムルの宿に泊まると不思議な夢を見るという話を聞いた。
後で行ってみようとみんなでうなずきあった。
一通り街を歩いた一行は、バトランド王に会いに行くことにした。
ライアンは王に会うと、ソフィアたちを紹介し今までの出来事の報告をした。
王は勇者に出会うことができたライアンを褒め称え、ソフィアに地獄の帝王の討伐を頼んだ。
そしてライアンは王に、天空の盾のことを聞いてみた。
王の話では、現王の祖父王がガーデンブルグの女王に贈ってしまったらしい。
一行は顔を見合わせ、イムルの後はガーデンブルグに向かうことにした。
王の下を離れ一階に降りると、ライアンの所に女性がやってきた。
これは私たちお邪魔よね、と三人は離れたところから二人を覗いた。
見ると二人でなにやら楽しそうに話をしている。
ソフィアとアリーナは顔を見合わせにっこりと微笑んだ
やがて女性と別れたライアンは、ソフィアたちの方にやってきた。
ライアンさんも隅におけませんねとからかうと、ライアンはよくわからない言い訳を一生懸命している。
ソフィアはかわいそうになって、それ以上追及するのはやめることにした。
他の人にも話を聞いていくと、闇の市場で売りに出ていた黄金の腕輪が何者かに盗まれたという情報を耳にした。
とうとう黄金の腕輪が魔物の手に渡ったのね、とソフィアは直感で悟った。
こうなっては魔物たちの進化の秘法が完成するよりも先に、竜の神様に会わなければならない。
ライアンに急ぎましょうと告げ、ソフィアたちは馬車へと戻って行った。 だが歴代女勇者の中でもトップクラスにセクシーな女勇者ちゃんに免じて許してやる >>589
4コマネタか、あったな
メダル王が玉座ごと飛んでいくの ネタは知ってるけど何で大根でふんどしなのかは未だにわからん 4コマは4巻しか分からない
ちょうど滝の流れる洞窟が表紙のやつ >>601
マーニャのふんどしに欲情した勇者が大根を出した
その時の掛け声が「ふんどし!」
もし成年誌なら大根じゃなく男根を出してる展開 衛藤ヒロユキ
グルグルの作者だけど初期と中期で絵のタッチが全然違うことを本人もネタにしていた 衛藤ヒロユキはロトシリーズのネタは一切ないんだよな
4コマは11巻まで持ってるけど4・5ネタに限定している ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています