【独自】慶大元課長、学内女子トイレで盗撮の疑い…動画1000件以上
1/20(月) 17:40配信読売新聞オンライン

慶応大学の学内のトイレに小型カメラを設置して女性の姿を盗撮したとして、警視庁が

同大の元塾長室秘書担当課長、石原一章容疑者(49)(横浜市)

を東京都迷惑防止条例違反と建造物侵入容疑で18日に逮捕していたことがわかった。
捜査関係者によると、石原容疑者は同大塾長室秘書担当課長だった2018年12月、東京都港区の同大三田キャンパス内にある女子トイレに侵入し、
天井付近に小型カメラを取り付けて女性の姿を盗撮した疑い。

女性教職員が昨年3月、トイレ内の小型カメラに気付き、大学側が警視庁に相談。
押収されたカメラに石原容疑者とみられる人物が映っており、同庁が石原容疑者宅を捜索したところ、
パソコンや記録媒体からいずれもトイレで盗撮したとみられる動画が1000件以上見つかったという。

警視庁は、押収した動画を分析するなどして18年12月の盗撮行為を裏付けた。
捜査開始後、石原容疑者は塾長室秘書担当課長から別の部署に異動したという。
慶応大学は読売新聞の取材に「事実確認中でコメントできない」としている。