ストーリーまとめ3
旅の道中、イシスの武術大会でハロルドという青年に出会う。優男で剣の腕前は一流だったが、六竜ブルーノと死闘を繰り広げ大きく成長していたアロスを前に準決勝で敗れる。それまで無敗だったプライドを傷付けられ、強さを求めてアロスたちの旅に同行する。
ピラミッドでアロスと六竜エロンに憑依されたリーの人を超越した戦いを見て己の無力さを痛感する。そこをクィンゾルマに付け入られ、クィンゾルマの導きによって魔装具を纏ってしまう。
魔装具は魔物と同化する力があり、様々な魔物と同化することでアロスたちや賢王の力に目覚めたベゼルさえも圧倒する力を得るが、その姿はもはや人間と呼べるものでは無かった。
魔装具はゾーマの肉体となるもので、クィンゾルマにとってハロルドはゾーマの肉体を作る駒に過ぎなかった。強大な力に魅了されたハロルドだったが、隙を突かれクィンゾルマに喰われてしまう。ついにクィンゾルマの腹の中でゾーマ復活の鍵が全て揃ってしまったのだった。
クィンゾルマは生と死の境界に根を張る世界樹と同化し、冥府よりゾーマの魂を呼び戻そうとする。
クィンゾルマがアロスたちに討たれ、竜の女王の城に逃げ込んだ際に弱ったクィンゾルマの腹を引き裂き、ついに大魔王ゾーマが完全復活を果す。
再び闇の衣を纏い、竜の女王の城で勇者達を待ち構える。最終巻に続く。