部屋に8匹の猿を入れます。部屋の中央にははしごが設置されています。
そのはしごに登ると天井から吊るされたバナナを取れるようになっています。
猿がはしごを登ろうとすると、全ての猿に氷水が降り注ぎます。
しばらくすると、猿達は氷水をかけられたくないので、はしごを登る猿を
攻撃するようになります。
その後、どの猿もはしごを登ろうとしなくなります。

元々いた8匹のうち1匹を新しい猿に置き換えます。
新しく来た猿は、はしごとバナナを見ます。
何故、他の猿達がバナナを取りにいかないのかと不思議に思いつつも、
新参者の猿ははしごを登ろうとします。
すると、他の猿達はその新参者の猿をフルボッコにします。
新参者の猿は何故ボコボコにされたのか理解できませんが、
はしごを登ろうとするのを諦めます。

元々いた8匹のうち、さらにもう1匹を新しい猿に置き換えます。
新参者の猿ははしごを登ろうとしてボコボコにされます。
以前ボコボコにされた新参者だった猿も、他の皆がやっているため、
今回の猿をボコボコにする行為に加担します。
しかし、何故はしごに登ろうとする猿を攻撃しなくてはならないのか、全く理解していません。
元々いた8匹の猿を1匹ずつ置き換えます。元々いた猿は全員部屋からいなくなっています。
今、部屋に居る猿は氷水を浴びせられたことがありません。
また、はしごに登ろうとする猿もいません。
全ての猿は、はしごに登ろうとする猿が現われると、狂ったようにボコボコにします。
しかし、何故そうしているのか誰にも分かりません。
規則はこのようにして決まっていくのです。