>>623
俺とトウカイテイオーのトレーナーである。だがいまだけはひとりの男だった。それどころか色欲に狂った獣かもしれなかった。
常夜灯の薄暗い視界のなか布団の上で蠢く肌色の塊。官能に満ちた悦びの声。濡れた肉と肉が打ち合う音。むせ返るほどの男女の匂い。世界にはそれ以外何もない。それだけが全てだ。しかし、それだけで充分だった。
「マックイーン、マックイーン……!」
肉棒で奥を突くたび互いに甘い波紋が広がる。艶声が耳をくすぐり脳を痺れさせてゆく。乱れる彼女の肢体はまさに肉欲のうねりそのもので、快楽にただただ溺れた。
「いまだけは、マックって呼んでください……!」
荒い息と喘ぎ声で途切れがちに紡がれた言葉に、俺は頷いてみせる。
「マック……!」
「ああ…っ!」

その時、ふと閃いた! このアイディアは、トウカイテイオーとのトレーニングに活かせるかもしれない!