はじまりは何だったのだろう?
運命の歯車はいつまわりだしたのか?
時の流れのはるかな底から
その答えをひろいあげるのは
今となっては不可能にちかい
だが、たしかにあの頃わたしたちは
多くのものを愛し、多くのものを憎み
何かを傷つけ、何かに傷つけられ
それでも風のように駈けていた
青空に、笑い声を響かせながら