乙内史の憧れた🐴が本当に最強だったのか、それは読み手にはわからない
むしろ冷淡な見方をすれば【トレセン学園に入学さえ出来ず消えた存在】であり、最強どころか凡庸な🐴だったのかもしれない
でも乙名史にとって、彼女は最強の🐴だった

実際に最強なのはプレイヤー=トレーナーが育成した🐴だ
しかし物語は乙名史の心を否定しない

「🐴に夢を見た者の数だけ【最強】があっていい」
「あなたが愛し、あなたが信じた🐴は、誰が何と言おうと【最強】なのだ」と

トレーナーの言葉を通じて書かれたそれは
サイゲのライターの良心そのものなのだと、俺は思う