「司先輩~!何してるの?へ?デート?あ~そうなんだ、邪魔してごめんね~じゃあね~彼女さん~」

「うわ…休みの日まで司に会うとか…は?一人ぼっちの休日?喧嘩うってんのアンタの方こそ…えっ」

「あれ?志歩と司さん?一緒に居るなんて珍しいね。デート中?誰と誰が?えっ?」

「あらぁ、しぃちゃんと司くんが一緒に居るわ。デート?楽しそうね、私も一緒に行っていいかしら?」

「あっ!司くんだ~!どこ行くの?一緒に行ってもいい?…え、デート中だから邪魔するな?えへ?…あは…あはは」

「あれ~?天馬先輩だ、一緒に居るの彼女さん?やっぱり!天馬先輩も隅におけないね、こはね!」

「どうした志歩?浮かない顔だな…今日はあまり楽しくなかったか?すまない、オレもデートは初めてで上手くエスコート出来なかったかもしれん…」
「ううん、楽しかったですよ。その、そうじゃなくて、司さん女の子の知り合い多いなって…」
「うん?それはどういう……ああ、なるほど。志歩、オレはお前しか見とらん、安心しろ」
「…恥ずかしいからやめて」