紅巴は激怒した。
必ず、かの邪智暴虐のヘテロを取り除かねばならぬと決意した。
紅巴には男女間恋愛がわからぬ。
紅巴は、尊みのしもべである。
たかなほを尊び、ひめあかを嗜んで暮して来た。
それゆえ百合に対しては、人一倍に敏感であった。