「ねぇ、今度みんなでプール行かない?
 ボク暑くて死にそうだよ~」
「プール?海、みたいな、もの?」
「プール知らないの?大きな水たまりの中でみんなで泳ぐの」
「えななんは泳ぐより自撮りばっかしてそうだけどねぇ。
 あっそうだ、小さいプール持ってきてあげようか?みんなで遊ぼうよ」
「え~幼稚園児が遊ぶような小さいのでしょ?」
「ええと、私中学の時のスクール水着しか持ってない」
「いいじゃんいいじゃん、むしろ凄くいいよっ」
「そ、そうかな」
「奏の水着が見られるなら私もいいかな」
「瑞希、わたし、水着、ない」
「ボクのを貸してあげるよ」
「ミク、よかったね」
「うん、楽しみ。まふゆも来て、くれる?」
「ミクがそうしてほしいならいいよ」
「ありがとう、まふゆ」


ソレナーン!バシャバシャ! モーバカニシヤガッテー!コーシテヤル!キャッキャッ

「まふゆ、冷たくて、きもちいい」
「そうだね」
「やっぱりちょっとこの格好は恥ずかしいかも」
「奏、水着、似合ってる」