>>203
「ふ〜〜気持ちいい〜〜!」
さすが限定のアロマオイル。手に入れた愛莉には感謝しなくっちゃ!
「……なんてね!」
まさかこんなの用意してくるなんて私のツボをよくわかってるじゃん。でも残念!今彰人のベットの下には私のスマホがある。リンと……念の為ミクにも物音がしたらこっそり様子を窺う手筈になってるの!録画や盗聴はしてないからもし事前に彰人が気がついてもただスマホが置いてあるだけ。落としてたことにすればいい!セカイのことを2人は知らない。無知は罪なんだよ、愛莉!彰人!
じゃ、私はゆっくりお風呂で癒されますか♪
あーー……それにしてもこれはぐっすり眠れそう……

「じゃあね、絵名!楽しかったわ!」
「うん!またね、愛莉!彰人、丁重に送り届けてよね」
「はいはいわかったよ」
(今のうちにスマホを回収しなくちゃ!)
「リン!ミク!それでどうだった?愛莉は彰人に会ってた?」
「……何も見えなかった」「うん……」
「まぁベットの下じゃ見えないのはしょうがないけど……でも何か聞こえたりはしたんじゃない?」
「……わからない」「うん……」
「えぇ?」
「嬉しい?苦しい?暑い?痛い?気持ちいい?」「いろんなオモイが混ざり合ってよくわからない……」
「ちょっとそれどういうこと!?」
「……わからない」「よくわからない……」
「急にまふゆ化しないでよ!!
ちょっと愛莉〜〜!!!彰人となにしてたの〜〜!!?」ドタドタドタ……
「あら〜ふたりには刺激が強すぎたようね〜」
「ル、ルカ……」
「ベットの軋む音と嬌声が響いてとっても情熱的だったわね〜〜〜!2人はその下で子鹿のように震えるしかなかったものね〜〜〜!アレはなんだったのかしらね〜〜〜!無知は罪ね〜〜〜!」
((ガタガタガタ……😨😨))