「寧々、今度出演する舞台で男性キャストとハグするのかい?」
「……その舞台に出ること自体、まだ秘匿されてるハズだけど?」
「ハッキングさせてもらったよ。寧々の操の危機だからね、手段を選んでる場合じゃないよ」
「普通に犯罪だからねそれ……」
「そもそも男女の仲を表現するのにハグで済ませるのが演出としてチープと言わざるをえないよ。観客を驚かせるならせめて屋上から飛び降りながらハグするぐらいじゃないとだね……」
「……ちなみに今日台本の直しがあってそのシーンハグからキスに変更になったから」
「キ……!?!?ふ、フフフ、寧々、その舞台はすぐに降板した方がいい。きっと男共が練習と称して寧々にあんなことやこんなことを……」
「ブツブツうるさいなぁ。結局何が言いたいわけ?」
「寧々がほかの男とチューするなんてヤダ!!!😭😭😭」
「えぇ……」
「せめて僕に脚本やらせて!!!😭😭😭」
「自分のシナリオだったらいいんだ……」