モモキングvs.ドキンダンテ
B・W・Mを倒し、今度こそドキンダンテに立ち向かおうとするモモキングに対して、ドキンダンテが宣言する。

—モモキングはドキンダンテに敗北した—

次の瞬間、モモキングの身体は地面に叩きつけられていた。

ドキンダンテの持つ宣言通りの未来を起こす力を前に、モモキングは全く歯が立たない。
それを見てボルシャックの魂が叫ぶ。「奇跡と禁断の力に対抗するためには、モモキングよ!お前も奇跡を起こすしかない!!」
その瞬間、奇跡が起こった!超獣王来烈伝が光り輝き、気が付けばモモキングの意識は聖気が満ち溢れる天界の神殿に飛ばされていた。

天界の神殿に飛んだモモキングの意識は、巨大な羽根を持った青き天使に出会う。
「ボクは《聖霊王アルカディアス》。世界の秩序を守りたいというキミに、力を貸すためにここに来てもらったんだ。ボクの力を使って、ボクたちが守ってきた世界が滅亡するのを止めて欲しい」モモキングの魂が、アルカディアスの魂と共鳴する!
それは奇跡を起こし、光のジョーカーズを誕生させた。

アルカディアスと魂の共鳴を果たした《アルカディアス・モモキング》がドキンダンテと対峙する。

—モモキングはドキンダンテに敗北した—
—全ての秩序は保たれる—

ドキンダンテの宣言に対し、モモキングも負けじと宣言する!歴史が滅亡へと捻じ曲げられようとするのを、絶対の秩序で上書きしたのだ!!

未来を再び上書きしたアルカディアス・モモキングはドキンダンテに斬りかかるが、奇跡と禁断の力がミラクルD2フィールドとなってドキンダンテを守っており、攻撃が届かない。
だがそこでアルカディアスの魂が告げる。「ボクの力の出番だね」するとモモキングの刀が秩序の聖剣と化し、ドキンダンテのフィールドを切り裂く!

モモキングの秩序を保つ聖剣が、ついにドキンダンテの身体を貫いた。
だがドキンダンテは奇跡の力で再生すると、今度は過去現在未来にわたって集めた滅びのエネルギーを使い、最終奥義・禁時王秘伝エンドオブランドを放つ!!!!

それにより時間の概念が消し飛ばされ、滅亡の未来はさながら写真のように固定されてしまった。

禁時王秘伝エンドオブランドは、超獣世界から「時」という概念を消し飛ばし、新たな変化を否定した。
すなわちドキンダンテによって全ての滅亡の可能性が同時発生し世界が滅びつつある今、それを止めることができなくなってしまったということを意味していた。ドキンダンテを倒しても、世界を元に戻すことはできないのか……!?