一部において中国から伝わった直刀を基に作成が始まったと言われるが、日本でも紀元前から青銅製・鉄製の直刀が作られており、これらは製法からして異なるもので日本刀の基とはいえない。日本においては平安時代の頃から独特の反りをつけた「太刀」と呼ばれる刀が製作されはじめ、武人の一般的な武器となりこの時代以後の刀を日本刀という。また、アジア諸国では、11世紀から13世紀頃にかけて、馬上での斬り合いに適したペルシャのシャムシールやインドのタルワールのような反りのついた刀が生まれている。

だって