「こはね、いいもん教えてやるよ」
「?なに、東雲くん」
「まぁ見てろって。……おい冬弥、10回クイズやるぞ」
「10回クイズというと、ひざとひじを間違えてしまうアレだな。どんな問題でも来い。絶対に言い間違えない」
「じゃ、好きって10回言ってみろ」
「す!?えっと、好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き……!」
「へへ、オレも💕」チュ
「……!あ、彰人!そういうからかいかたはよせ!もう、小豆沢の前でこんな…///」
「ってなわけだ。どうだ?」
「ありがとう東雲くん!私も杏ちゃんにやってくるね!!!🐹」フンスフンス

「杏ちゃん!10回クイズしよ!」
「急だね!?でもいいよ、ドンと来い!」
「じゃあ、好きって10回言ってみて!」
「お、なになに面白そうなことしんてんじゃ〜ん!俺も混ぜてくれよ!」
「洸太郎もやるの?負けないよ!じゃあ言うね〜、好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き!」
「好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き!」
「え〜っ、ちょっと早口過ぎない?」
「別にこれくらいはいいだろ、滑舌がいいってことでさ!」
「そこまで言うならこんどラップバトルでもする?」
「それとこれとはまた別のスキルじゃね?」
「で、10回クイズの続きはなんだったのこはね?」
「😨………?あ……えっと、忘れちゃった」
「え〜〜〜!なんだよそれ〜!」
「あっははは!こはねったら〜、これじゃ私とこーたろーが好きって言い合っただけじゃん!」
(……………🐹🔨)
「オイオイオイ、死ぬわ三田のやつ」
「百合に挟まれる男は死ね、というやつだな」
「冬弥、どこで覚えてきた?」