あっあのっ!小豆沢さん…!
えっ?えっと、どうかしましたか……?
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杏「こはね告白されたのっ!?そ、それで返事はっ!?」
こはね「路上ライブしてたころからファンだったみたいなんだけど、今は目指したい目標があるからって断っちゃった…」
杏「こはね〜!!それでこそ私の相棒!!」
こはね「あ、杏ちゃん苦しいよ〜」
彰人「ったく、心配しすぎだろ」
達也「ははは、まるで嫁入り前の娘の父親だな」
杏「しょうがないじゃん!こはねは凄いんだから!彼氏になるなら歌が上手くて相棒想いで優しくて背が高くてカッコよくてでもちょっと抜けてるところもあってあとはえっと努力家で勉強できて歌が上手くて——」
新「…それはもはや君の理想の彼氏なんじゃない?」
彰人「はっそれぐらい盛らなきゃコイツの彼氏なんて務まんねーよ」
杏「ちょっとどういうことそれ!」
洸太郎「でもさー今並べた条件って…」
洸太郎「冬弥なら全部クリアしてるんじゃね?」
杏「えっ?」
新「確かに冬弥くんなら問題なさそうだね」
冬弥「そんな、白石と比べたら俺はまだまだですよ」
達也「謙虚なとこまでプラスだな」
杏(うわー今まで考えたこともなかったけど…冬弥って実はめちゃくちゃいい男だったんだ…)
🐹「……杏ちゃん?」