>>555
まずは文章でシコシコしてえ〜ん❤

はぁ...憂鬱だ。また今日も学校での1日が始まる。小中と虐められていた俺は二つ程離れた地域の学校へ進学した。今年新設された学校と聞いてそこを選んだのだが、甘かった。女子校が今年から共学に新しくなっただけで男子は俺しか居らず、更に唯一の男子生徒がチビデブのブサイクとあっては、虐められるのも時間の問題だった。
昨日は股間と乳首に根性焼きをされたが、今日はどんな事をされるのだろうと考えると、自然と足取りが重くなってしまう。

「珊瑚宮心海と申します。皆さんよろしくお願いします。」
成る程、だから皆は今朝俺を虐めなかったのか。転入生に心が浮ついていた為、ゴミと思われている俺は思考の外だったのであろう。しかし、また午後から陰湿な虐めが始まると思うと心がまた憂鬱になってしまう。
いじめっ子が一人増えるだけだと心の中でぼやきながら、俺は寝たふりをしてHRを過ごした。

「心海ちゃん、私はバーバラ。よろしくね!キラッ」
1限目の休み時間には、早速珊瑚宮さんの周りに女子達が集まっていた。中でも、俺を虐めている主犯格のバーバラは彼女を気に入っている様だ。
「それと、あそこで寝てるキモいのには話しかけないほうがいいかなw臭いし気持ち悪いし、心海ちゃんも気をつけてね。あ、ライターいる?これで昨日あいつ燃やしたんだけど一緒にどう?w」
期待はしていなかったが、大方予想通りだ。これで珊瑚宮さんも俺を虐めるグループに仲間入りだ。しかし、彼女の反応は予想を裏切るものであった。
「私はそのような事はしませんよ。貴女方もイジメは辞めたほうが良いと思います。それより、今日の放課後彼も連れてクレープを食べに行きませんか?一度食べてみたかったんです。」
「...........................。」

その日から、珊瑚宮さんへの壮絶な虐めが始まった。