「絵名さん、ご協力していただけたおかげで杏ちゃんにとっても喜んで貰えました!これはほんの気持ちばかりなんですが、お礼のチョコレートです」
「私も楽しかったし、そんなに気にしなくていいのに。でも貰えるものはもらっておこっかな?こっちこそありがとう!」

「絵名さん。小豆沢と白石がとても楽しそうで、俺まで楽しい気分にさせてもらえました。やはり、仲間が笑っている姿は素晴らしいですね。俺からもお礼をさせてください。大したものではないのですが……」
「わかる〜!ウチも今色々あって大変なんだけど、やっぱりみんなには笑っていてほしいんだよね。わ、このクッキー可愛い!いつも弟がお世話になってて悪いけど、これからもよろしくね冬弥くん!」

「絵名さ〜ん!こはねから聞きました!こはねと冬弥がすっごくお世話になったみたいで!チョコもめちゃくちゃ嬉しいです!本当に本当にありがとうございます!これ貰ってください!!」
「うわ……やっぱ陽キャすぎ……!でも嬉しそうで良かった。これからも二人仲良くね?あ、これ気になってたお店のチーズタルトだ!大事に食べるね!」

「絵名、入るぞ。バレンタインだ。なんか甘いもんよこ……何?なんでお前がバレンタインになんか貰ってんだよ。暁山か?」
「そろそろ来ると思ったからチロル用意しておいたわよ!あ、これ?こっちは杏ちゃん、これはこはねちゃん、これは冬弥くんから貰ったやつで……」
「😧……?……………!?……ッ!😡👊💥」
「痛っ!うえ〜んお母さーん!彰人が殴った〜〜‼」
「えっ?!駄目じゃない彰人、お姉ちゃん殴ったりなんかしちゃ……」
「うえ〜ん!かーさん!絵名がオレの冬弥と杏とこはねとった〜〜‼」
「彰人のじゃないでしょ!」
「オレのだもん!」
「……………お母さん買い物行ってくるわね」
「「わ〜〜〜〜ん‼😭」」