(ここ最近、妹や知人たちが続々とゴールインしている…)
『いっちゃん💕』『咲希💕』
『杏ちゃん💕』『こはね💕』
『みのり💕』『遥ちゃん💕』
(この組み合わせから察するに、いずれはオレとあいつも…)チラッ
「寧々ちゃん見て見て!今朝ね、すっごくぶっとい一本モノが出たんだ☆」
「うわ、でっか…って、なんでウンコの写真なんて撮ってんの!変なもの見せないでよ!ばかえむ!」
(…ないな!あんなギャグ漫画のセカイの住人みたいな奴と恋愛なぞ…)
「あっ!司くん!おっはよーーーー☆」
「どわーーーっ!!!ええい、いちいち突進してくるなといつも言っているだろう!?…む?この感触は…」
「えへへ、ついクセで…司くん?どうかしたの?」
「あー、その、えむ…む、ムネがだな…」
「へっ?…あっ!ご、ごめんね!あはは…」
「…ふーん、へぇー…なるほどねぇ…」
「おい寧々、何をニヤニヤしている。違う、違うぞ?ちょうどえむのことを考えていたところだったから、変に意識してしまったというかだな…」
「…!司くん、あたしのことを考えて…」
「違っ!そういう意味ではな…お、おい!頬を染めるんじゃない!」
「そういう司だって赤くなってるじゃん」ニヤニヤ

「おはようみんな、遅れてしまってすまないね。おや?2人とも、なんだか顔が赤いけれど…具合でも悪いのかい?」
「………」
「………」
「………」ニヤニヤ
「ど、どうして黙っているんだい?まさか本当に何か…」
「類ってさ、一生恋愛と縁がなさそうだよね」
「寧々!?」