「司先輩…」
「お兄ちゃん…」
「だ、ダメだ!!冬弥!咲希!何度言ってもダメだぞ!!」
「ですが…」
「も〜お兄ちゃん!なんでダメなの!!」
「な、なんでも何もあるか!!ダメなものはダメだ!!なぜオレが妹とその恋人のせ、セックスを見守らねばならんのだ!!お前たちの頭が心配だぞ!!」
「しかし司先輩、俺たちはまだセックスをしたことがありません。何か間違いがあっては困ります」
「まずオレに聞くことが間違いだぞ!!?」
「お兄ちゃんがちゃんとアタシにせっくす教えてくれないからこうなっちゃうんだよ!この前だって学校で初めてせっくすのこと知って恥かいたんだから!」
「妹に性知識を教え込むインモラルな兄にする気か!!兄は普通妹にせ、セックスのことは教えんぞ!!」
「なるほど、そういうことでしたか。では司先輩、俺にのみセックスを伝授することは可能ということですか?」
「普通にイヤだ!!まず妹と後輩をそういう関係に導くのが兄のオレだというのが気まずい!!そもそもインターネットの動画なりでせ…のやり方を調べればいい話だろう!!」
「ええ、それも検討したのですが」
「えっとね、保健の教科書だとあだるとびでお?のせっくすはちゃんとしたやり方じゃないって書いてたから、インターネットを参考にするのはやめとこうって二人で決めたの」
「どこで慎重になっているんだ!!オレに聞くこともおかしいと思わなかったのか!!そもそも何故そんなことになったんだ!!」
「えっとね、アタシが毎日とーやくんのおちんちん触ってたらとーやくんが『俺ばかりが気持ちよくなって申し訳ない』って言うんだもん。インターネットもダメなら恋人のいるお兄ちゃんに聞くしかないじゃん!」
「さ、咲希さん…!///」
「ぬわー!!!!聞かせるなー!!!!」
「…あっ、そうだ!今度お兄ちゃんとしずくお姉ちゃんのせっくす見せてよ!」
「平気な顔でとんでもない提案をするな!!!まさかここまで羞恥心のない妹だとは思わなかったぞ、咲希!!あとオレは結婚するまで雫とは…って何を言わせるんだー!!」