SIEJAが仕事してる(´・ω・`)


VRは映画の敵か、味方か―「シン・ゴジラ」スペシャルデモコンテンツ for PlayStation VRトークショー&先行体験レポート
http://www.gamer.ne.jp/news/201608030053/

映画業界にとって「正直脅威」

そもそもこのスペシャルデモコンテンツの製作に至った経緯はどのようなものだったのだろうか。秋山氏は、PS VRを東宝に体験してもらう機会がきっかけだったと話す。
VR体験に感銘を受けた東宝とSIEJAで、ゴジラをより拡張して表現する最高のコンテンツを作ることになったという。

映画のコンテンツがVRで描かれることについて問われた佐藤氏は、映画業界にとって「正直に言って脅威」と率直な意見を述べる。映画は見せたいものを見せるもの、
VRは見たいものを見られるもので、相乗効果が及ぶ部分もあれば、ライバルのような関係になる部分も出てくる。今回のコラボは、ある意味で挑戦的だと考えているという。

映画監督から見たVRはどうだろうか。樋口氏は、映画の構成要素で重要な「フレームを切り取る(絵を見せるアングルを決める)」「カットを割る(複数の絵を続けて見せて印象を操作する)」といった作業が、
VRの中ではなくなると語る。VR体験者がいるのは空間なので、アングルもなければカットもないのだ。それは「映画のように見えて、映画では絶対できないこと」(樋口氏)だ。

しかし逆に言えば、VRでは映画のようなことはできない。まったく違うジャンルの体験で、そこに樋口氏はおもしろさを感じている。