東京都内で厳しい暑さが続くなか、8日、足立区で直前まで酒を飲んでいたとみられる男性が熱中症で死亡していたことが東京都監察医務院などへの取材でわかりました。
今後も暑さが続くとみられることから、監察医務院は熱中症に十分注意するよう呼びかけています。

 東京都監察医務院や警視庁によりますと8日、東京・足立区にある団地の部屋で50代の男性が熱中症で死亡しているのを訪ねてきた親族が見つけました。
警視庁によりますと、男性は1人暮らしで部屋の状況などから直前まで酒を飲んでいたとみられ、アルコールによって脱水症状になっていた可能性があるということです。
また、部屋にはエアコンが設置されていましたが、発見された時は使用されていなかったということです。

 今後も暑さが続くとみられることから、監察医務院はこまめに水分を取ったり適切に冷房を使ったりして、熱中症に十分注意するよう呼びかけています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160810/k10010629901000.html
8月10日 12時46分