これ面白い(´・ω・`)

[CEDEC 2016]ファンの視点からものを考え,昔のIPを復活させよう!
http://www.4gamer.net/games/999/G999905/20160825025/

Judd氏から日本の開発者に送られたのは,「ファンの視点からものを考え,昔のIPを復活させるべきだ」というエールだった。
ファンが欲しいソフトを提供するという視点に基づき,Judd氏は「伝統的なIPを復活させるべきだ」と主張する。
日本にはかつて世界のファンを魅了したIPがあり,これが復活するとなれば,昔からの熱心なファンに訴求できるからだ。
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 とはいえ,昔のIPが復活した結果が思わしくなかったことが少なくないのは読者諸兄もご記憶のとおり。
ここで重要になるのが「ファンの欲しいものを提供する」ということだ。
Judd氏が携わったとあるタイトルでは,懐かしいレトロゲームを現代に復活させたものの,
ファンの声を聞けずに“オリジナルの良さを継承していないキャラクターデザイン”や,
IP復活にありがちな“元々2Dのゲームだったものを3Dゲームにしてしまう”というミステイクにより,芳しい結果を残すことができなかったという。
つまりは,ファンが欲しい物を提供できなかったと言うこと。ニーズはあるものの,それに合ったゲームを出せなかったというわけだ。

ただ,懐かしいIPを求めるファンのニーズをメーカー側も理解はしているものの,
上層部のゲームへの理解が薄かったり,リスク回避の傾向が強かったりするという事情でIP復活が進まないこともあるのだとのこと。
日本のメーカーはニーズがあるにもかかわらずIPを寝かせ過ぎている,とJudd氏は指摘した。