福島県漁業協同組合連合会(福島県漁連)は29日、同県いわき市で組合長会議を開き、東京電力福島第1原発事故で漁を自粛している福島県沖で、魚種や海域を絞った試験操業の対象
に「常磐もの」と呼ばれ人気が高いヒラメを追加することを決めた。9月1日にも再開する。

 この日の会議では、出席者から「ヒラメ漁の再開に大いに期待している」など賛成の意見が相次ぎ、全会一致でヒラメの追加を決定した。

 福島県沖のヒラメは身が締まって味も良く、東京の築地市場などでは高値で取引されてきた。年間漁獲量は2010年は771トン、漁獲高は約7億5千万円で県内の魚介類では3番
目に高かった。
http://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201608/0009436576.shtml