https://www.nintendo.co.jp/ir/stock/meeting/130627qa/02.html
もう一つは、これはE3のタイミングで発表されていたWii U向けの他社さんのタイトルの例です。
これはすでに発表されたタイトルで、他にもまだ発表はされていないけれども予定されている有力タイトルもございますが、
私が発表すべきことではなくてサードパーティーのソフトメーカーさんが発表されるべきことなのでこの場では申しあげませんが、
こういうタイトルの中からヒットが出ることが実は非常に大事だと思っています。
特にWii Uの場合、発売当初は海外のソフトメーカーさんから非常にたくさんのソフトが出ましたが、
そのソフトは以前に他機種で発売されたものをWii Uに移植をしたというものが中心で、
そうしたソフトはいわば後から発売されているわけですから、あまりセールス上思わしい結果が出ませんでした。
その結果、ソフトメーカーさんの中に悲観的になられたところもあります。
一方で、今年は初めて他機種向けのものとWii U版が同じタイミングで発売されるときが来るわけですが、そのときにWii Uがどういう勢いであるかが重要です。
そして、Wii Uというものの遊びの価値、例えば「リビングルームにWii Uがつながっていても、テレビはいつも自分一人が独占できるとは限らないので、
ご家族の方がテレビを観るときにはWii U GamePad単独で遊べる」というような特長も含めてお考えいただいたときに、
Wii U版を選ぼうという方がある程度増えて、「Wii U版も商売になる」あるいは「Wii Uで思わぬヒットをした」ということが起こったとします。
そうすると、ハードの勢いは向上しているし、ソフトメーカーさんにもヒットの例があるとなれば、多くのソフトメーカーさんが、
たとえ現時点で強い意思を持っておられなくても、みなさん機を見るに敏に判断されると思います。
われわれは短期的には自社のソフトで勢いを増し、年末までにソフトメーカーさんの中で成功例を作ることで、来年以降の流れを大きく変えていきたいと考えております。


>Wii U版を選ぼうという方がある程度増えて、「Wii U版も商売になる」あるいは「Wii Uで思わぬヒットをした」ということが起こったとします。


奇跡は起こらなかったよね