任天堂株、大幅安
Nintendo Switch発表直後10月20日深夜に自社の次世代機「Nintendo Switch」を発表したばかりの任天堂だが、
Wii U以来の本格的な新型ハードで投資家の心を掴むことができなかったようだ。

21日の東京株式市場で任天堂の株価が急落し、終値は前日終値比1765円(6.6%)安の2万5185円となった。
これは東証1部全銘柄で本日2位の下落率で任天堂としても3カ月ぶりの日中下落率である。

携帯型端末としても使用できる一方、据え置き型への強いこだわりが感じられることから、Nintendo Switchに目新しさがないと見る向きがある。
次世代ゲーム機としての革新性が大勢の期待を下回り、利益確定売りと失望感で売られたようだ。

また、事前に情報が出回っており、アナウンスや映像の内容が想定の範囲内に収まっていることから、投資家やゲーマーにとってサプライズに欠ける発表となった。
アナリストは「ファンがいるので最低限は売れるだろうが」としながらも製品コンセプトなどの面で今後の売れ行きが懸念されると見通した。
任天堂の業績へのプラス効果の不透明感や今後の業績への不安から、売りが加速した。

任天堂及びNintendo Switchに対して、IGN JAPANは今後も注目していく。
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