大量のネット工作員を使って誤った情報を元に質の悪い記事を大量投稿させ、人の不安を煽ってレビュー数を稼ぐ…
ホンマ、DeNAはモラルのカケラもない会社やで(´・ω・`)


ウェルク炎上が暴いた劣悪メディアの仕掛け
なぜニセ情報が大量の読者を獲得したのか
本田 雅一 :ITジャーナリスト
http://toyokeizai.net/articles/-/147045

 DeNAは、同社が運営する医療健康情報サイトの「ウェルク(WELQ)」に掲載されている、すべての記事をいったん非公開にすると11月29日21時に発表した。

人間の健康、あるいは生死にさえかかわるヘルスケア情報について、誤った情報を大量発信しているとして医師が運営するブログをはじめ、多方面からの非難を受け、
DeNAは11月24日に「【お知らせ】「専門家による記事確認」および「記事内容に関する通報フォームの設置」について」という発表を行い、薬機法等法令違反に対する専門家による監修を依頼したと発表していた。

ウェルク問題の本質とは?

医師が執筆するブログをみても、誤りが患者の不安を煽っているとの非難の声があがっていた。”胃がん”で検索すると「胃がんは、胃にできる悪性腫瘍で日本では肺がんに次いで死亡率の高いがんだといわれており、
男女比は2対1と男性に多く、男女とも60代で一番多く発症しているといわれています」といった記事が、グーグル検索の第1位に表示されていたが、実際には肺がんに比べて遙かに”死亡率が低い”がんだ。

すでに多くの誤りが指摘されており、本記事でそのひとつひとつに言及することはしない。なぜ筆者がこの問題を取り上げたかといえば、DeNAが「ポスト・ソシャゲー」時代における収益の柱のひとつとしている
メディア事業全体に大きな疑問を投げかけるものだからだ。さらにいえばプロ野球の球団を持つほどの大企業が、利益のためにどこまでやっていいのかというモラルを問う事例でもあるからだ。

グーグルにも問題がある

もっとも、筆者がガッカリしているのはDeNAに対してだけではない。グーグルに対してもだ。ある意味、DeNAパレットのような事業モデルを生み出したのはグーグルであるからだ。

今回の問題は、世界でもっとも多く使われており、もっとも洗練されているとみられている検索エンジンでさえ、簡単に騙されて誤った情報を上位に集中させることが可能であることを示している。
しかも、人の生死や健康に関わる情報でさえも、である。