任天堂のゲーム機に対するメディア及びゲーム愛好家の一般的な印象は「スペックが低い」「家庭向け」といったものが多い。
しかし,Nintendo Switchは前述のaueki編集長の記事にある通り,底辺のコネクタはUSB3.1TypeCと推測され,Displayport Over TypeCが使われていると思われる。
 しかも,携帯性を持つNintendo Switchで,据え置き型ゲームが動くことを考えると,演算性能やメモリのバンド幅ではPS4に劣っていても,
内蔵ストレージやゲームカードとの接続速度はPS4を上回っていると見ており,総合性能は高いものと考えている。
 エース経済研究所では,SIEや任天堂,Microsoftにも責任の一端はあると考えるが,ゲーム機の性能とは何か? との定義付けが明確に行われていないため,
性能の高低についてはイメージ論争の域を抜け切れていないと見ている。
 明けて2017年1月13日には任天堂が「ニンテンドースイッチプレゼンテーション」を開催する。
エース経済研究所では,「ニンテンドースイッチ」がこのようなアーキテクチャを採用したのは,オープンワールドゲームの普及を見据えたものと考えており,プレゼンテーションではそれが垣間見えると予想している。

http://jp.gamesindustry.biz/article/1612/16122601/