■風俗嬢のプライド
風俗嬢にとって、厄介な客は個人的に仲良くなって、お金を払わず性行為をしようとする男性です。

もちろん、お金を払わない時点で客ではないわけですが、自分を上客だと思い込む人のなかには、自分がいなければ困るのは風俗嬢であろうと考えるのです。

ごく当たり前のことをいえば、風俗嬢が客に優しくするのも、尽くすのも、それは相手がお金を払ってくれている相手だからです。

最近は痴漢や性行為の強要、買春などについて毎日のようにネットニュースで配信されますが、この状況を風俗嬢たちは「お金さえ払ってくれれば、いくらでも相手にするのに」と溜め息混じりに語っています。

風俗嬢の多くは自分たちの存在が日本の性犯罪の増加を抑えていると考えています。

社会のために働きたいと考える人はたくさんいますが、風俗嬢たちもそのひとりなのです。