田畑は疫病神だろw



●『Destiny』は「ヒットしてほしい」と皆が願った

 最後のテーマは、“デスティニーから学んだこと”。
バンジーが手掛ける『Destiny』は、2014年のE3で発表されるや否や話題を呼び、E3発表トレーラーの再生数は937万回にも上った。
新規IPでありながら圧倒的な予約数を獲得したことでも話題となったが、この爆売れムードはどこから来たのか。

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 田畑氏は、“『Destiny』がPS4普及に貢献してくれるのではないか”という業界人の期待が、そのムードを後押ししたと考えた。
タイトルの底が見えないプロモーションを行い、「どんなゲームなのか」というユーザーの期待を保てたことも勝因だと分析する。

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 このゲームがヒットしてほしいと皆が願う状況を、『FFXV』でも作り出すためには、まずは信頼してもらうことが必要だと田畑氏は考えた。
そのために、プロジェクトの状況、事実を伝え続けた。
また、「このゲームが、完成するとどうなるのか」と期待を保ってもらうため、ゲームを開発中の段階から見せるプロモーションを行うことに。
何度も行われてきたアクティブ・タイム・レポートには、田畑氏の並々ならぬ思いがあったのだ。

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