田畑はさらにスクウェア・エニックスが任天堂だけでなく
エピックとも交渉をしていると付け加えると


「正直なところスイッチで技術テストを行ったとき
 満足のいく結果は得られませんでした。
 ただ、それで終わりというわけでは決してありません。
 我々はエンジンを特別仕様にすることで状況が変わると思っています」


「そのためエピックとも我々は話し合いの場を持っていますね。
 おそらく彼らと私達はうまく協調関係を作れるでしょうし
 そうなればスイッチ版の発売も多分可能になると思いますよ」


「アンリアルエンジンは非常に利便性が強く素晴らしいものです。
 すべてのオプションに対応していますし
 逆に言えばUEがなければスイッチ版発売は不可能だと言ってもいいですね」


FF15は任天堂スイッチにとって
大いなる利益をもたらす巨大ソフトの一つだ。
それにFF7以来、オリジナルシリーズ作品としては
約20年ぶりに任天堂ハードに供給される歴史的瞬間にもなるだろう。


スクウェアがPSに移籍したのはカートリッジ方式からの離散かもしれないが
現在、そのカートリッジに彼らは再び戻ってきたようだ。