https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171206-00200053-toyo-bus_all

 ――スイッチのコンセプトはどのように決まったのか。

 高橋:
任天堂はつねに次のハードについて考えている。2012年にWii Uを発売したあとにはもう次世代のコンセプトを議論していた。
スイッチの原型となった、@2つの分離式コントローラ「ジョイコン」を使って気軽に2人プレーを楽しめる、
A据え置き機でありながら外に持ち運べる、という2つのコンセプトが固まったのは2014年になる少し前だった。

小泉:
意識したのはゲーム人口の二極化。ここ数年で「気軽に遊びたい人はスマホゲームを、ゲームをやりこむ人はプレイステーション4やパソコンで遊ぶ」という状況になった。
その両方の層に楽しんでもらえるゲームを考えた結果が、スマホと据え置き機のいいところを兼ね備えるという発想だった。