「私はファルコムのゲームには低いハードルを当てはめています。」

説明しましょう。こういうことなのです。AAA級の、今日の莫大な予算のかかった大作をレビューするときには、考えるべきことが山のようにあります。
例えば声優の演技、文章表現、キャラクターの演技、リアルなゲーム内の環境の「説得力」、物語の質と筋立て、
複雑なキャラクターの成長メカニズムに基づいた深みと没入感、仮想世界が充分に構築されていること、そういったことなのです。

ですがファルコムのゲームをレビューするときには、(たとえ全てではないにせよ)こうした要素はゲームの一部分ですらありません。
つまり何が言いたいのかというと、ファルコムのゲームには、評価しなくてはならない点が少ないということなのです。

そういうわけで、私はファルコムのゲームには低いハードルを当てはめざるをえないのです。
もしもそうすることなしに、他社のゲームと同じ土俵にファルコムのゲームを立たせてしまえば、
私はおそらくファルコムの作品に3点以上を与えることができなかったかもしれません。それは頷けるものではありませんね。



以前話題になった任天堂叩き文章の改変だけど、ファルコムの低予算ミニゲームにピッタリだと思う