ちなみにスレタイにもあるゲハで一時期流行った「まだ死にたくない」の本当の意味は海外インタビューで語られてたことがあったので紹介しておこう


「まだ死にたくない」で有名な和田康宏のインタビュー 前半
http://blog.livedoor.jp/gehaneta/archives/1304912.html

Q:君は最近、マーベラスのブログに日本のゲーマー向けのメッセージを書いていたよね。あれは何?
A:簡単に言えば、日本のゲーム人口は急速に減少していて、アクティブなコアゲーマーも毎年減っている。
それは、ゲーム業界のせいだと思うんだ。
販売会社と開発会社、それにクリエイターはみんな、オリジナルの作品を作る努力をしていない。
そのことにゲーマーはうんざりし、もう十分だと思っている。
マーベラスが新しいオリジナルのゲームを作ろうとしているのは、そういったゲーマーのためというのもあるし、私の野望でもあったんだよ。
そして、そういった人達に私たちのゲームをしてもらい、ゲームは面白いんだということをもう一度思い出してもらいたかった。
そうやって、ゲーム人口が再び増えるところを見たかったんだ。
強力なソフト、シリーズソフト、人気キャラクターといったものが、現在は中心になっている。
それらは、非常にリスクのある環境では、安全なものとして見なされている。
販売会社も開発会社も、ここ数年そういった作品を作り続け、オリジナルで新しい作品の場所を奪っていった。
これが、ゲーマーがテレビゲームを辞める原因になったんだと思う。
私は、多様さこそが、ゲームに多くの人を招き入れる唯一の方法だと信じているんだ。

Q:君のメッセージに対する日本のゲーマーの反応は?
A:完全に否定的だったね。もちろん、いくつもの肯定的なメッセージや、もっとオリジナルの作品を出して欲しいという声も届いているよ。
でも、ほとんどは、ゲーム会社で立場のある人間が、公の場でそういうことを言ったということに批判的だったね。

Q:そういった否定的な反応は、ユーザーとゲーム会社の間に、長い間コミュニケーションが不足していたことが原因だと思う?
A:私は、会社のブログに書かれたメッセージの意味を、ほとんどの人がちゃんと理解していないことを知ったんだ。
多くの人は、その一部分にしか注目しなかった。
例えば、みんな単に「ゲームが売れていない」という所だけを切り取って、ネガティブキャンペーンを始めたんだ。
私は、そのメッセージが、単にネガティブな意味でしか受け取られなかったことが悲しかった。
でも、それは私にとっていい勉強になったよ。
今でも、業界とユーザーの関係を近づける必要があると思っているからね。