コロプラが企てていたのは、VRの「基礎技術」を全て特許申請し
実質、VR対応=コロプラへのロイヤリティが必要という状態を構築する事

そこでコロプラが狙ったのは、過去のVR対応の失敗例から失敗した理由を探し出し
「ハード性能の向上」などの理由で今なら実現可能という部分の特許の確保
ソニーなどのハードメーカーが耕した畑なのに
種を撒くにはコロプラへの上納金が必要って状態になってしまった

VRは未開のジャンルであり、VR対応自体が利益度外視の投資な側面がある
何をやるにも特許料がかかるんじゃ、VR対応を見送るソフトが増えてしまい
VRの競争や進化が阻害されてしまう

そしてゲーム業界では過去に似たような事があった
・コナミが音楽ゲームの基本的なシステムの特許を全て押さえた
・ハード性能の向上やタッチパネルの登場によってコナミの特許を回避できるようになるまでの間
 音楽ゲームというジャンル全体がコナミの独占状態となり、ジャンルの進化が10年近く停滞した

任天堂はスマホより先に普及したニンテンドーDSのおかげで
タッチパネル関連の基本的な技術のいくつかを特許で確保している。
コロプラがVRでやろうとしている特許ビジネスと同じ手法を
タッチパネル方面からコロプラ相手にやってみたのが今回の起訴?