Q3
プレゼンテーションの中で説明された、Nintendo Switch ハードの累計セルスルーの数(1,300万台) と、
開示されているセルインの数(1,486万台)に、180 万台程度のギャップがあるが、
主に欧米で流通在庫が多くなってきているのではないか。
今回の修正において、第4四半期のセルインはかなり大きな台数が計画されているが、
この辺りの需要と供給を踏まえた背景を説明してほしい。

A3
君島:
Nintendo Switch の年末の販売状況は、日米欧で違いはありますが、いずれの地域においても非常に勢いがありました。
セルイン(当社から小売店様への販売)とセルスルー(小売店様からお客様 への販売)の差には、
小売店様の配送センターから各店舗に輸送中のものや小売店様の店頭にある在庫などがあります。
欧州は国が多数ありますので、(物流の経路が)もう少し複雑になっています。
日本では、ようやくお客様にいつでも Nintendo Switch ハードをご購入いただける状態になりつつありますが、
今後スムーズにお客様の手元に Nintendo Switch をお届けするためには、
セルインとセルスルーの差がもう少しあってもよいと考えています。
それなりに差がなければ、今後、さまざまなソフトをご提供していく中で、
お客様にすぐに対応できる体制にはならないと思っています。

取締役 常務執行役員 古川俊太郎:
一点補足させていただきますが、プレゼンテーションでお知らせしました(Nintendo Switch 累計セルスルー)1,300万台には、
店頭で販売された数量を実際に把握できないアジアの一部の地域やラテンアメリカ地域の販売数が含まれていませんので、
セルインとの差が全て在庫というわけでもない、ということを重ねてお知らせします。