操作の複雑性はなるべく排除しなければいけない。
難易度は、そのへんのおばさんにやらせてみて難しいと言われたら、
その時点で新規お断りの窓口狭いゲームになっているということ。
ゲーム好きの枝葉つつくことばや要望はすべて無視するくらいでいい。
マリオなんかジャンプとダッシュしかできない。だがそれがよかったわけで。
昨今のスタイリッシュアクションとか格ゲーみたいになったら衰退の始まりでダメなんよ。
複雑な操作でアクションのバラエティを生むより、
単純な操作でどのようにふるまえるかで変わってくるバラエティが多いほうがいいんよ。
ボタンの組み合わせ操作はなるべくないほうがよく、最大でも2ボタンの組み合わせレベルにとどめないとダメ。
それ以上の連続コマンド入力やコンボみたいな操作は、
その時点で操作ストレスのほうが大きくなり、つまりはゲームプレイへのストレスになる。
手先の器用さで感じる興奮より、
その人が脳内で思っていることを実現できる単純な気持ち良さを優先しないと。

格ゲーって、その人の格闘性能の優劣とかじゃなく、
そのゲームの仕様のなかで常に優位な箇所を選択しつづけるっていう感じになってるから、
競ってる部分が格闘性ではなく、
ゲームの理解深度と手先の器用さで実現する反射神経だけになってるので、
ガチとしてもつまらない特殊な競技になってしまっているんだろう。