CEROだけじゃなくメーカー審査もあるしデバッグにも金がかかる
箱ハブどころかフライハイみたいにSwitchオンリーなとこも出てきてるしなー

https://twitter.com/oizumiamuzio/status/887887587406368768
我々にも開発者にも日本のXboxユーザーに届けたいという気持ちはあるのですが、XboxOne版の日本語ローカライズをすると
弊社も開発会社も制作費用の採算が取れないのが現状で、そのような経営判断は下せません。新型機の日本市場投入によって
この状況が改善されることを切に願っております。

ハードの論争になるのであまり踏み込みたくないのですが、まず値段については、まったく同じ製品の場合には機種間で差を
つけるわけにはいきません。ハードありきのゲーム業界ですからね。そこで商売をやらせてもらう以上は、各プラットフォー
ムの顔を立てる必要があります。

翻訳ファイルだけなら使いまわしはできるのですが、ゲームのローカライズとはそれだけではなく、各プラットフォームごと
に規定があり、厳粛な審査が行われています。 日本/アジアリージョン独自の規定もあるので、海外版で通過しているローカ
ライズ製品でも再度審査に通過させる必要があります。

それらを通過できるといわゆるマスターアップと呼ばれるわけですが、規定は単一ではないので、必ず各プラットフォームご
とにフルデバッグが必要になり、マルチプラットフォームで展開すればするほどそのデバッグコストは倍になっていく感じです。

また、各プラットフォームごとの審査のほかに、CEROの審査もあります。 こちらもプラットフォームが増えるごとに審査料が
増していくので、単純に翻訳ファイルを使い回せばコスト0にできるというわけではないのです。

また、リージョンフリーを導入した次世代ゲーム機が引き起こした問題で、ここ数年はCEROレーティングなしの輸入品を売ると
いう行為もできてしまっているのでユーザーの皆様からすれば、それに日本語入れれば良いじゃん!って思うのも当然ですが、
この行為はグレーゾーンのまま棚上げ状態です。

国内メーカーが安心を届けるため「CEROレーティング」は必須で、レーティングのないゲームを各プラットフォームは売らせ
てくれませんし、売り場も扱ってくれません、我々も売る気はありません。 しかし、リージョンフリーにあわせたCEROの新規
定というも必要な時期なのかもと感じております。