PS4の販売台数拡大でXbox Oneが苦境に、Xboxの独占配信タイトルにも影響か?
https://gigazine.net/news/20180512-ps4-expands-sales/

「Star Wars バトルフロント II」や「FIFA 18」、「バトルフィールド」などの人気ゲームタイトルを
数多く手がけてきたElectronic Arts(EA)のブレイク・ジョルゲンセンCFOが、2017年末までの
Xbox OneおよびPlayStation 4(PS4)の販売台数を発表し、大きな開きがあるということで
話題になっています。

EAが投資家向けに行った電話会議の中で、「2017年末までのXbox Oneの販売台数が
約2940万台」という数字を明かしました。Microsoftは正確な販売台数を明かしておらず、
2940万台という数字について「不正確な予測だ」とニュースサイトのVarietyに対してコメントを
出していますが、EAはXbox One向けに人気ゲームタイトルを複数リリースしている大手
パブリッシャーであることから、実際はかなり近い数字なのではと考えられています。

Sony Interactive Entertainmentは公式に2017年末までのPS4の販売台数が7360万台であると
発表しているため、Xbox Oneの販売台数が約3000万台と仮定すれば、約2.5倍もの販売台数の
差が存在することとなります。

Microsoftは正確なXbox Oneの販売台数を明かしていませんが、Xbox 360/Xbox One向けの
オンラインサービスであるXbox Liveの月間アクティブユーザーは5900万人であるとしています。

過去にはXbox Oneの販売台数を公表していたMicrosoftですが、数年前から報告を停止しており、
数年前からは販売台数よりもエンゲージメントこそが「成功の鍵となるメトリックだ」としています。

Microsoftは展開するゲームビジネスの健全性をアピールするために「Xbox Liveの月間アクティブ
ユーザーは5900万人である」という数字を出していますが、「その数の多くはWindows 10のXbox
アプリを使っているユーザーであり、Xbox Oneユーザーではない可能性が高い」と海外メディアの
Ars Technicaは指摘しています。

PS4と比べるとXbox Oneは明らかに販売不振に陥っているわけですが、これは特定の地域で
Xbox Oneの販売が思うように伸びていないことが原因と考えられます。調査会社のNPDによると、
MicrosoftのXboxシリーズは歴史的に日本市場での販売台数で伸び悩む傾向にあり、実際
Xbox Oneの4K対応版となるXbox One Xは初週販売台数がわずか1344台で海外メディアでも
話題になりました。


チカくんもっと箱を買いましょう(´・ω・`)